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日本の決断

櫻井よしこ/著

649円(税込)

発売日:2016/08/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

日本人のための真の憲法とは。尖閣を迫りくる中国から守り抜くため我々は何をすべきか。

国際政治は急激に変化しつつある。歪んだ歴史認識を掲げ反日に燃える韓国。無法を繰り返す拉致国家・北朝鮮。軍事独裁国家へ邁進する異形の大国・中国……。国益を懸けた戦いは、自主独立の精神を欠いた国家には酷な結果をもたらしがちだ。このままでは日本の未来は危うい。喫緊の国家的問題に、我々はいかなる決断を下すべきか。この国の進むべき針路を、明快かつ的確に指し示す。

目次
はじめに
第一章 美しき日本の文化と伝統を守れ
陛下の祭祀簡略化は間違っている
女性宮家創設の本意は何か
台湾は何処へゆくのか
専守防衛ではサイバー戦争には勝てない
原発問題克服に専門家を活用せよ
外交は日米同盟だけに依存してはいけない
チベットの実態から目を逸らすな
第二章 中国に立ち向かう気概を持て
ミャンマー民主化は中国を後退させる
日本外交史に残る91人の政治家
女性宮家創設、官邸で述べた私の意見
メディアは沖縄の内実を報道せよ
程中国大使の許し難い内政干渉
対中柔軟外交で見せるベトナムの強さ
沖縄問題の本質を解き明かす小さな文芸誌
第三章 独立主権国家の誇りを忘れるな
対中抑止に憲法を改正し日印協力を進めよ
放射能被害をいま一度、見直すべき
「太陽光発電」買取制度は見直すべきだ
日本は「精神の卑屈さ」から抜け出せ
抗議の焼身自殺を「テロ」と呼ぶ中国の狂気
日本はレアアース大国だった
NHKのオスプレイ報道に異議あり
第四章 克服せよ! 日本を取り巻く数々の危機
美智子皇后が深められた日台の絆
非礼「韓国」に抗する究極の策がこれだ
米国が誤解している歴史認識問題を注視せよ
微笑だけで外交はできない
尖閣諸島を護るために国防力を増強せよ
“韓国の危機”は「反日」よりも「反韓感情」だ
尖閣対処、予算編成で国家の意思を示せ
中国人民解放軍の真の実力を直視せよ
第五章 日本はアジアのリーダーとなれ
改めて問う、鳩山由紀夫氏の責任
憲法改正は大同小異で
ダライ・ラマ法王14世をお招きして
チベット支援に果たす日本の役割
国防軍創設は国家主権を守るため
南北首脳「秘密会議録」が問いかけるもの
福島復興を妨げる「1ミリシーベルト神話」
第六章 新政権で国力を鍛え直せ
忘れてならない拉致問題
米メディアの日本批判を検証する
「南方週末」事件に見る習近平体制の揺らぎ
被災地に夢を与えるプランを
地下で着実に進む中国民主化運動
福島第二原発を守った真の英雄
中国の軍事的挑発に対抗するために
安倍政権の対米外交で問われる日本の覚悟
文庫版あとがき

書誌情報

読み仮名 ニホンノケツダン
シリーズ名 新潮文庫
雑誌から生まれた本 週刊新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-127231-3
C-CODE 0195
整理番号 さ-41-11
ジャンル ノンフィクション
定価 649円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2017/02/17

著者プロフィール

櫻井よしこ

サクライ・ヨシコ

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

櫻井よしこWEBサイト (外部リンク)

国家基本問題研究所公式サイト (外部リンク)

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