橘花抄
825円(税込)
発売日:2013/04/30
- 文庫
- 電子書籍あり
不屈、信念、誠心、そして一途。現代人の失くしたものが、ここにある。蜩ノ記。直木賞作家、葉室麟渾身の本格時代長編。
両親を亡くした卯乃は、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られたが、父の自害に重根が関与したと聞き、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。
目次
第一章 卯花
第二章 姫百合
第三章 山桜
第四章 乱菊
第五章 花橘
第二章 姫百合
第三章 山桜
第四章 乱菊
第五章 花橘
解説 末國善己
書誌情報
読み仮名 | キッカショウ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 496ページ |
ISBN | 978-4-10-127371-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | は-57-1 |
ジャンル | 歴史・時代小説、文学賞受賞作家 |
定価 | 825円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2019/01/25 |