
聖灰の暗号〔上〕
605円(税込)
発売日:2009/12/24
- 文庫
- 電子書籍あり
異端カタリ派の真実は羊皮紙に遺されていた。構想三十年、人間の原罪を問う歴史ミステリ。
歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。
書誌情報
読み仮名 | セイハイノアンゴウ1 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 368ページ |
ISBN | 978-4-10-128819-2 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | は-7-19 |
ジャンル | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 605円 |
電子書籍 価格 | 671円 |
電子書籍 配信開始日 | 2014/11/21 |
著者プロフィール
帚木蓬生
ハハキギ・ホウセイ
1947(昭和22)年福岡県生れ。精神科医・作家。東京大学仏文科卒業後、九州大学医学部に学ぶ。『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞を受賞、『閉鎖病棟』で山本周五郎賞を受賞するなど活躍する傍ら、医師として三十五年以上、ギャンブル症の治療に取組んできた。
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