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地震と独身

酒井順子/著

693円(税込)

発売日:2016/08/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

震災が独身を変えた? 対話を重ねて見えてきた、災害を経た独身者の生き方と可能性。

2011年3月11日以降、震災をめぐる家族の物語は様々な形で語られてきた。一方で、あまり聞こえてこない独身者の声。地震は彼らにどんな影響を与えたのか? 既婚者に代わり必死で働いた人、故郷の東北に戻った人、ボランティアに身を捧げた人、結婚を決めた人……。被災地を訪れ、独身者たちとの対話を重ねて見えてきた、「個」として生きる人々の多様な姿と、新たなつながりの可能性。

目次
はじめに
独身は働いた
独身はつないだ
独身は守った
独身は助けた
独身は逃れた
独身は戻った
独身は向かった
独身は始めた
独身は結婚した
無常と独身
あとがき
地震と独身の追伸
解説 内澤旬子

書誌情報

読み仮名 ジシントドクシン
シリーズ名 新潮文庫
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 400ページ
ISBN 978-4-10-135122-3
C-CODE 0195
整理番号 さ-23-12
ジャンル エッセー・随筆
定価 693円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2017/02/17

著者プロフィール

酒井順子

サカイ・ジュンコ

1966(昭和41)年東京生まれ。高校時代より雑誌「オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。2003(平成15)年に刊行した『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞。古典作品にまつわる著書も数多く、『枕草子』の現代語訳も手がけている。他の著書に『枕草子REMIX』『女流阿房列車』『紫式部の欲望』『ユーミンの罪』『地震と独身』『子の無い人生』『百年の女』『家族終了』『日本エッセイ小史』などがある。

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