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名人は危うきに遊ぶ

白洲正子/著

440円(税込)

発売日:1999/05/28

  • 文庫

さくら、新緑、観音浄土……。悠久のエネルギィに触れてそれを知った日々。これぞ人生の豊熟。

自由に生きることの「孤独」について。とらわれず、ひたすら「在る」ことの充足について。歳月に磨かれた「型」の非情さについて。本当の美しさを「もの」に見出し、育て、生かすことについて。はかなさの、めでたさについて。さくら、新緑、観音浄土……、おのれの魂と向き合い悠久のエネルギィを触知した日々。誰のものでもない「私の」人生、その豊熟を緩急自在に語る、38の随想。

書誌情報

読み仮名 メイジンハアヤウキニアソブ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 228ページ
ISBN 978-4-10-137906-7
C-CODE 0195
整理番号 し-20-6
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 440円

著者プロフィール

白洲正子

シラス・マサコ

(1910-1998)1910年東京生まれ。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立ち、米国留学へ。1928年帰国、翌年白洲次郎(1902〜1985)と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』『日本のたくみ』『西行』など著書多数。1998年没。

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