ほんもの―白洲次郎のことなど―
649円(税込)
発売日:2016/10/28
- 文庫
- 電子書籍あり
美しく激しく儚く生きた、男と女を語り尽くす。白洲正子史上もっとも危険な随筆集!
無秩序、無鉄砲、無制限。疾風のごとく駆け回り「韋駄天夫人」の名をほしいままにした白洲正子が、時に激しく、時に気さくに綴った26編。お能、骨董、名優への思い、自死した女友だちのこと、そして、白洲次郎、小林秀雄、吉田健一ら猛者たちと過ごした日々――。美しく儚い〈ほんもの〉に満ちた、白洲正子史上もっとも危険な随筆集! 没年に行なわれた阿川佐和子との対談も収録。
目次
*
おしゃれ
雲になった成田三樹夫
笠智衆だいすき
能の醍醐味
鮎だより
なんとかなるサ
雲になった成田三樹夫
笠智衆だいすき
能の醍醐味
鮎だより
なんとかなるサ
* *
韋駄天夫人
銀座に生き銀座に死す
『ある回想』を読んで
小林秀雄の骨董
会えずに帰る記
今は昔 文士気質
吉田健一のこと
珍品堂主人 秦秀雄
大往生 梅原龍三郎
何者でもない人生 青山二郎
さらば「気まぐれ美術館」 洲之内徹
銀座に生き銀座に死す
『ある回想』を読んで
小林秀雄の骨董
会えずに帰る記
今は昔 文士気質
吉田健一のこと
珍品堂主人 秦秀雄
大往生 梅原龍三郎
何者でもない人生 青山二郎
さらば「気まぐれ美術館」 洲之内徹
* * *
白洲次郎のこと
“韋駄天お正”の結婚
「風の男 白洲次郎」まえがき
いまなぜ「白洲次郎」なの
次郎との付き合い
孔雀
息をひきとる
白洲次郎の墓
昭和と私
“韋駄天お正”の結婚
「風の男 白洲次郎」まえがき
いまなぜ「白洲次郎」なの
次郎との付き合い
孔雀
息をひきとる
白洲次郎の墓
昭和と私
対談 盗みの名人
白洲正子 阿川佐和子
白洲正子 阿川佐和子
あとがき 「ほんもの 白洲次郎のことなど」の人びと 牧山桂子
書誌情報
読み仮名 | ホンモノシラスジロウノコトナド |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 288ページ |
ISBN | 978-4-10-137915-9 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | し-20-15 |
ジャンル | エッセー・随筆 |
定価 | 649円 |
電子書籍 価格 | 572円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/04/21 |
著者プロフィール
白洲正子
シラス・マサコ
(1910-1998)1910年東京生まれ。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立ち、米国留学へ。1928年帰国、翌年白洲次郎(1902〜1985)と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』『日本のたくみ』『西行』など著書多数。1998年没。
判型違い(単行本)
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