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巫女島の殺人―呪殺島秘録―

萩原麻里/著

781円(税込)

発売日:2021/12/23

  • 文庫
  • 電子書籍あり

禁忌を犯した僕ら――死の連鎖は神の怒りか?

瀬戸内海に浮かぶ千駒島(ちこまじま)では、巫女が死者の魂を呼ぶ秘儀が今も行われている。その島から、僕が通う大学の研究室に、隠蔽された過去の事件と新たな死を予告する手紙が届いた。祀りの期間は、よそ者を入れない決まりがある島へ、先生たちと共に調査に向かう。閉塞的な環境でも希望を抱く若者に安堵したのも束の間、一人が消えた――忌まわしい因習と連続殺人に挑む民俗学ミステリー。

目次
序章
第一章 たまよばいの
第二章 神のむ島
第三章 
厳咒詛イツノカシリ
第四章 千駒美寿々
終章

書誌情報

読み仮名 ミコジマノサツジンジュサツジマヒロク
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 アオジマイコ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-180230-5
C-CODE 0193
整理番号 は-76-2
ジャンル 文学・評論
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2021/12/23

著者プロフィール

萩原麻里

ハギハラ・マリ

兵庫県神戸市出身。3月10日生れ。2002(平成14)年、『ましろき花の散る朝に』でティーンズハート大賞佳作を受賞し、講談社よりデビュー。その後、ライトノベルを中心に、ゲームシナリオなどでも執筆活動を続ける。2020(令和2)年、『呪殺島の殺人』を発表。

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