幸福論
605円(税込)
発売日:1977/01/27
- 文庫
- 電子書籍あり
多くの危機を超えて静かな晩年を迎えたヘッセの随想と小品。はぐれ者のからすにアウトサイダーの人生を見る「小がらす」など14編。
書誌情報
読み仮名 | コウフクロン |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 256ページ |
ISBN | 978-4-10-200118-9 |
C-CODE | 0198 |
整理番号 | ヘ-1-18 |
ジャンル | エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション |
定価 | 605円 |
電子書籍 価格 | 572円 |
電子書籍 配信開始日 | 2016/04/22 |
著者プロフィール
ヘッセ
Hesse,Hermann
(1877-1962)ドイツの抒情詩人・小説家。南独カルプの牧師の家庭に生れ、神学校に進むが、「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」と脱走、職を転々の後、書店員となり、1904年の『郷愁』の成功で作家生活に入る。両大戦時には、非戦論者として苦境に立ったが、スイス国籍を得、在住、人間の精神の幸福を問う作品を著し続けた。1946年ノーベル文学賞受賞。
高橋健二
タカハシ・ケンジ
(1902-1998)1902(明治35)年東京生れ。東大独文科卒業。ドイツ文学者。第8代日本ペンクラブ会長、芸術院会員、文化功労者。1931(昭和6)年ドイツ留学中に、ヘルマン・ヘッセを識り、交流が始まる。『ヘッセ全集』の全翻訳と別巻『ヘッセ研究』で1957年、読売文学賞を、1968年、『グリム兄弟』で芸術選奨文部大臣賞を受賞する。『ヴァイマルのゲーテ』『ケストナーの生涯』などの著書の他に、訳書多数。1998年3月没。
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る