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チェーホフ・ユモレスカ―傑作短編集II―

チェーホフ/著 、松下裕/訳

649円(税込)

発売日:2009/06/01

書誌情報

読み仮名 チェーホフユモレスカケッサクタンペンシュウ2
シリーズ名 Star Classics 名作新訳コレクション
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-206507-5
C-CODE 0197
整理番号 チ-1-5
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 649円

池澤夏樹氏、絶賛! 「チェーホフは大人用のチョコレートだ。いい匂いがして、甘くて、苦く、時にはヴォトカの刺戟が加わる。」本邦初訳を含め、すべて新訳。

「ああ、人間、人間ってやつは!」。湖で溺れていた夫婦を必死で助けたイワンは、いったい何を嘆くのか。「余計なことをべらべらしゃべるんじゃない!」。友人はなぜスミルノーフにきつく忠告するのか。怒り、後悔、逡巡……。晴れの日ばかりではない人生の、愛すべき瞬間をつぶさに写し取ったロシア最高の短編作家チェーホフ。ユーモア短編集第二弾、本邦初訳を含め、すべて新訳の49編。

目次
婚礼の前
二兎を追う者は一兎をも得ず
車内風景
よもやま話 *
「あいびきはしたけれど……」
村の名医たち
逃した魚は大きい
飛ぶ島
狩猟解禁日
二つのスキャンダル
牧歌――「ああ」と「おお」!
雄々しい奥さん
わたしがどういうふうにして正式な結婚をしたか
おじいさんそっくり
山羊またはろくでなし
わかってくれた!
悲劇俳優
庇護
証明書
馬鹿女または退役大尉
マヨネーズあえ
新しい病気と古い薬 *
時代の象徴
駅長
中傷
旧年、一八八三年の遺言状 *
喜劇俳優
狩場で
無邪気な森の精
聖歌隊
長い思索の結果 *
魂についてのいくつかの思い
しゃべるべきか黙るべきか
うぬぼれ
別荘住まいの女
夫婦喧嘩
ロシアの石炭
別荘地の掟 *
取材記者への手紙 *
人心の動揺
別荘地の楽しみ
理想の試験 *
定期市の「決算」 *
燃えひろがる炎
絶望した男
愚かなフランス人
劇作家
酷寒
川のほとり
(*は本邦初訳)
訳者解題 チェーホフはわれわれの同時代人
解説 小田島恒志

著者プロフィール

チェーホフ

Chekhov,A.P.

(1860-1904)南ロシアの港町タガンローグに生れる。16歳の時に家が破産し、モスクワ大学医学部に入ると同時に家計を支えるため、雑誌・新聞に短編や雑文を執筆。七年間で四百編以上の作品を発表して文名も高まったが、安易な名声に満足できず、本格的な文学を志向するようになる。人間観察に優れた短編の他、晩年には劇作に主力を注ぎ、演劇史に残る戯曲も多い。代表作に『桜の園』『三人姉妹』『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『かわいい女』『犬を連れた奥さん』など。

松下裕

マツシタ・ユタカ

ロシア文学者。1930年、朝鮮鎮南浦府生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書に、『チェーホフの光と影』(筑摩書房)、『ロシアの十大作家』(水声社)など。訳書に、『チェーホフ全集』(全十二巻、ちくま文庫)、『チェーホフ小説選』『チェーホフ戯曲選』(以上、水声社)、ドストエフスカヤ『回想のドストエフスキー』(みすず書房)、『チェーホフ・ユモレスカ』(新潮社)などがある。

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