
悪の華
825円(税込)
発売日:1953/11/03
- 文庫
頽廃の美と反逆の情熱を謳って、象徴派詩人のバイブルとなったこの詩集は、息づまるばかりに妖しい美の人工楽園を展開している。
書誌情報
読み仮名 | アクノハナ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 496ページ |
ISBN | 978-4-10-217403-6 |
C-CODE | 0198 |
整理番号 | ホ-2-3 |
ジャンル | 詩歌 |
定価 | 825円 |
著者プロフィール
ボードレール
Baudelaire,Charles-Pierre
(1821-1867)フランスの詩人。大学法学部在籍中、友人の文学青年に感化され、以後放埒な生活を送りながら美術批評と詩を著す。処女作は1845年発表の批評『1845年のサロン』。代表作『悪の華』と没後1869年に出版された『巴里の憂鬱』に収められた散文詩は、従来の韻律にとらわれない斬新かつ画期的なもので、近代詩全般の基礎となった。
堀口大學
ホリグチ・ダイガク
(1892-1981)東京・本郷生れ。詩人、仏文学者。慶応義塾大学を中退し、10数年間外国で暮す。『月光とピエロ』に始まる創作詩作や、訳詩集『月下の一群』等の名翻訳により、昭和の詩壇、文壇に多大な影響を与えた。1979年文化勲章受章。
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