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穢れなき者へ

マイクル・コリータ/著 、越前敏弥/訳

1,265円(税込)

発売日:2025/08/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

父殺しの男、少年、謎の娘。孤独な三つの魂が惨殺事件と交錯する、感涙のミステリー。

メイン州の島の沖で七つの遺体を乗せたヨットが見つかり、発見者のイズレルに容疑が向けられる。彼には実父殺害の過去があった。一方、隣の島では少年ライマンが、父親の暴力に耐えかね逃げ込んだ廃屋で、手斧を持つ謎の娘と遭遇していた。それぞれに孤独な三つの魂の邂逅は、船上での惨劇の真相を解き明かすのか?! S・キング激賞の気鋭が圧倒的筆力で描き上げた感涙のミステリー・ドラマ。

書誌情報

読み仮名 ケガレナキモノヘ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 影山徹/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 624ページ
ISBN 978-4-10-241041-7
C-CODE 0197
整理番号 コ-27-1
ジャンル 文学・評論
定価 1,265円
電子書籍 価格 1,265円
電子書籍 配信開始日 2025/08/28

著者プロフィール

1982年インディアナ州生れ。2004年に弱冠22歳で『さよならを告げた夜』を発表し、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)のエドガー賞新人賞にノミネート。その後、『夜を希(ねが)う』(2008年)でLAタイムズ最優秀ミステリー賞を受賞。2021年には、Those Who Wish Me Dead(2014)が、テイラー・シェリダン監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化された(邦題『モンタナの目撃者』)。

越前敏弥

エチゼン・トシヤ

1961年生れ。英米文学翻訳家。東京大学文学部国文科卒業。ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』、クイーン『災厄の町』、ダウド『ロンドン・アイの謎』、ボック『オリンピア』、ルービン『ターングラス 鏡映しの殺人』等、訳書多数。著書に『翻訳百景』、『文芸翻訳教室』等がある。

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