ホーム > 書籍詳細:白い犬とワルツを

白い犬とワルツを

テリー・ケイ/著 、兼武進/訳

737円(税込)

発売日:1998/03/02

  • 文庫

真実の愛の姿を美しく爽やかに描き、痛いほどの感動を与える、みずみずしい大人の童話。

長年連れ添った妻に先立たれ、自らも病に侵された老人サムは、暖かい子供たちの思いやりに感謝しながらも一人で余生を生き抜こうとする。妻の死後、どこからともなく現れた白い犬と寄り添うようにして。犬は、サム以外の人間の前にはなかなか姿を見せず、声も立てない――真実の愛の姿を美しく爽やかに描いて、痛いほどの感動を与える大人の童話。あなたには白い犬が見えますか?

  • 舞台化
    りゅーとぴあ発 物語の女たちシリーズ第11弾「白い犬とワルツを~私は白い犬~」(2016年10月公演)

書誌情報

読み仮名 シロイイヌトワルツヲ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-249702-9
C-CODE 0197
整理番号 ケ-9-2
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 737円

著者プロフィール

テリー・ケイ

Kay,Terry

1938年、米国ジョージア州生れ。ウエスト・ジョージア大学からラグレインジュ大学卒。地元の雑誌に映画や演劇の批評を寄稿したりしたあと、処女作『明りがついた年』を発表し、『白い犬とワルツを』で全米に知られる作家となった。エモリー大学で創作の指導も行う。現在ジョージア州アセンズに愛妻と住んでいる。

兼武進

カネタケ・ススム

1937年生れ。東京大学英文科卒。翻訳家。訳書は『白い犬とワルツを』のほか、ニール『真実』、エフロン『電話を切ったら…』、アップダイク他『母の魂』など。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

テリー・ケイ
登録
兼武進
登録
文芸作品
登録
評論・文学研究
登録

書籍の分類