兄おとうと
1,430円(税込)
発売日:2003/10/30
- 書籍
- 電子書籍あり
東大教授と高級官僚、仲良し兄弟なのに、一緒に寝たのは、たったの五回!
「民本主義」を唱え、国民を基とした政治を希求する大正デモクラシーのリーダー吉野作造。その弟で、官僚として順調に出世していく信次。時代の変転とともに、信頼しあっていた兄弟の間にすきま風が……。みんなの願い「三度のごはん きちんとたべて 火の用心」を実現するための先人の苦闘を、歌と笑いに包んで描く評伝劇。
書誌情報
読み仮名 | アニオトウト |
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発行形態 | 書籍、電子書籍 |
判型 | 小B6判 |
頁数 | 160ページ |
ISBN | 978-4-10-302328-9 |
C-CODE | 0093 |
ジャンル | 文芸作品、戯曲・シナリオ、文学賞受賞作家 |
定価 | 1,430円 |
電子書籍 価格 | 1,056円 |
電子書籍 配信開始日 | 2013/11/01 |
著者プロフィール
井上ひさし
イノウエ・ヒサシ
(1934-2010)山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後、「ひょっこりひょうたん島」の台本を共同執筆する。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍した。2004(平成16)年に文化功労者、2009年には日本藝術院賞恩賜賞を受賞した。1984(昭和59)年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行った。
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