
古典の細道
2,420円(税込)
発売日:2008/08/25
- 書籍
小野小町の夢を思い、世阿弥の花に誘われて……。
かつて日本人はどんな思いを抱いて生きていたのだろう。倭建命の孤独、小野小町の夢、平維盛の入水、そして世阿弥の花とは何だったのか? 白洲正子は四十年ほど前に、歴史の谷間に語り継がれた数々の伝承を追いながら、古人の辿った道をゆっくりと歩き続けた。文芸紀行の名作が、豊富な図版とともにあざやかに甦る。
目次
白鳥の歌――倭建命
昔男ありけり――在原業平
夢に生きる女――小野小町
大原御幸――建礼門院
補陀落渡海――平維盛
西国巡礼の祖――花山院
旅の芸術家――世阿弥
琵琶の名手――蝉丸
花がたみ――継体天皇
うわなりうち――磐之媛皇后
木地屋の祖神――惟喬親王
忍――東福門院
あとがき
書誌情報
読み仮名 | コテンノホソミチ |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | A5判 |
頁数 | 212ページ |
ISBN | 978-4-10-310718-7 |
C-CODE | 0095 |
ジャンル | 古典 |
定価 | 2,420円 |