檀
1,760円(税込)
発売日:1995/10/25
- 書籍
愛の激しさ、愛の静けさ――無頼派作家檀一雄の妻の、生涯を貫く愛のかたちを描く。一年余にわたる未亡人へのインタビューから紡ぎ出した、もう一つの『火宅の人』。
書誌情報
読み仮名 | ダン |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | |
頁数 | 264ページ |
ISBN | 978-4-10-327510-7 |
C-CODE | 0093 |
ジャンル | 文学・評論、ノンフィクション |
定価 | 1,760円 |
著者プロフィール
沢木耕太郎
サワキ・コウタロウ
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。ノンフィクション分野の作品の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
判型違い(文庫)
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