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死体格差―異状死17万人の衝撃―

山田敏弘/著

1,650円(税込)

発売日:2021/09/16

書誌情報

読み仮名 シタイカクサイジョウシジュウナナマンニンノショウゲキ
装幀 新潮社装幀室/装幀
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判
頁数 202ページ
ISBN 978-4-10-334773-6
C-CODE 0095
ジャンル ノンフィクション
定価 1,650円
電子書籍 価格 1,650円
電子書籍 配信開始日 2021/09/16

「病院で死ななかったばっかりに……」あなたも他人事ではいられない!

年間約17万人――高齢化が進む日本では、孤独死など病院外で死ぬ「異状死」が増え続けている。そのうち死因を正確に解明できるのは一部に過ぎず、犯罪による死も見逃されかねないのが実情だ。なぜ、死ぬ状況や場所・地域によって死者の扱いが異なるのか。コロナ禍でより混迷を深める死の現場を赤裸々な証言で浮き彫りにする。

目次
はじめに コロナ禍の死の現場から
第一章 地域で異なる死因究明
解剖の現場/テレビや映画とは違う/解剖率から見えてくるもの
第二章 捜査に都合よく使われる死因
事件のストーリーが作られる?/「ピンク歯」を疑え/法医学者が踏み越えてはならぬもの/トリカブト事件/中立で公正な立場に徹する
第三章 犯罪の見逃しと闘う孤高の法医学者
問題提起を続ける/「岩瀬なら断れない」/小野悦男事件でわかった法医学の問題点/地下鉄サリン事件/時津風部屋暴行事件と「後妻業」/政治が動いた/理想の法医学教室を
第四章 死因究明の日米格差
世界に通じた日本人法医学者/日米の死因究明制度の違い/各国の死因究明制度/国境なき法医学/死因究明と情報公開/一国一城の主人に
第五章 「死者の人権」を守るために
「死者の尊厳を守る医学」/忘れられない事件/作られた「殺人罪」/新たな薬物の問題
第六章 世界一の解剖数をこなす監察医
日本一多忙な監察医/解剖代は誰が払う?/「神奈川問題」/警察庁長官のお墨付き
第七章 「死後画像」先進県の現状
CTによる死亡時画像診断/「生きている人」への限界/死因と保険/裁判員裁判での大事な役割
第八章 孤独死の凄絶な現場
ゴミ屋敷の中で/「同居孤独死」の現場/孤独死を巡る諸問題
あとがき 一日も早く死因究明制度の確立を
主要参考資料

著者プロフィール

山田敏弘

ヤマダ・トシヒロ

国際ジャーナリスト、米マサチューセッツ工科大学(MIT)元フェロー。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などに勤務後、MITを経てフリー。著書に『世界のスパイから喰いモノにされる日本 MI6、CIAの厳秘インテリジェンス』(講談社)、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)、『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)、訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など。数多くの雑誌・ウェブメディアなどで執筆し、テレビ・ラジオでも活躍中。

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