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その針がさすのは

羽田圭介/著

1,925円(税込)

発売日:2025/11/27

  • 書籍
  • 電子書籍あり

この街、満州と繋がってたって? 中野区を舞台に芥川賞作家が真骨頂を発揮。

僕が住む中野は再開発の真っ最中だ。サンプラザが閉館し、高層マンションの建設が進んでいる。そんなこの街が戦前、満州国と電信ケーブルで繋がっていたらしい。不妊治療手術を受けた僕は、断絶した歴史と接続してしまったのだろうか──。芥川賞作家の想像力が、中野区を舞台に爆発する。第2回東京中野文学賞大賞受賞作。

書誌情報

読み仮名 ソノハリガサスノハ
雑誌から生まれた本 新潮から生まれた本
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判
頁数 160ページ
ISBN 978-4-10-336113-8
C-CODE 0093
ジャンル 文学・評論
定価 1,925円
電子書籍 価格 1,925円
電子書籍 配信開始日 2025/11/27

著者プロフィール

羽田圭介

ハダ・ケイスケ

1985(昭和60)年、東京生れ。高校在学中の2003(平成15)年に「黒冷水」で文藝賞を受賞しデビュー。明治大学商学部商学科卒。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞。その他の著書に『走ル』『盗まれた顔』『メタモルフォシス』『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』『成功者K』『ポルシェ太郎』『Phantom』『滅私』などがある。

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