
神の子どもたちはみな踊る
1,430円(税込)
発売日:2000/02/24
- 書籍
しんと静まりかえった心の中のいちばん深い場所で、たしかに、それは起こった。あの地震の日に……。
一九九五年二月、地震のあとで、まったく関係のない六人の身の上にどんなことが起こったか? 生きること、死ぬこと、そして眠ること――小さな焚き火の炎のように、深い闇の中に光を放つ六篇の小説。村上春樹の言葉が、いま新しい生命となる。連載『地震のあとで』に書下ろし一篇を加えた著者初の連作小説!
書誌情報
読み仮名 | カミノコドモタチハミナオドル |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 208ページ |
ISBN | 978-4-10-353411-2 |
C-CODE | 0093 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 1,430円 |
著者プロフィール
村上春樹
ムラカミ・ハルキ
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。
判型違い(文庫)
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