
四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
1,870円(税込)
発売日:2025/02/27
- 書籍
100パーセントの恋人たちへ──村上春樹と台湾の画家が描く瑞々しい世界。
世界中の読者に愛される初期短編の表題作と「鏡」。二つの超人気短編が、瀟洒なピクチャー・ブックに! 物語は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わる──ある朝、原宿の裏通りで少年と少女が偶然出会い、恋に落ちる。しかし二人の運命は……。若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。
四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
鏡
あとがき/村上春樹
あとがき/高 妍
書誌情報
読み仮名 | シガツノアルハレタアサニヒャクパーセントノオンナノコニデアウコトニツイテ |
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装幀 | 新潮社装幀室/装幀 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 64ページ |
ISBN | 978-4-10-353438-9 |
C-CODE | 0093 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 1,870円 |
著者プロフィール
村上春樹
ムラカミ・ハルキ
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。
高妍
ガオ・イェン
1996年、台湾・台北生まれ。 台湾芸術大学視覚伝達デザイン学系卒業、沖縄県立芸術大学絵画専攻に短期留学。イラストレーター・漫画家として、台湾と日本で活動。村上春樹の『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)で装画と挿絵を担当。主著に『緑の歌 - 収集群風 -』、『隙間』(以上KADOKAWA)などがある。