世界の果てまで行って喰う―地球三周の自転車旅―
1,760円(税込)
発売日:2024/10/17
- 書籍
- 電子書籍あり
ジャングル、砂漠、市場、戦闘地域で――口福至極! 胃袋直撃の五つ星食旅記。
世界一周では満足できぬ。ペダルを踏んで踏んでトータル地球三周(今なお更新中)。キューバでぷるんぷるんの丸焼き豚をフハフハ、松茸の極楽浄土ブータンでムハムハ。甘い水の桃源郷に遊び、トラックドライバーと串肉にむしゃぶりつく。天国メシと地獄メシ、心震える涙メシをみずみずしい筆で綴るとびきりの胃袋旅行記。
はじめに 喰って喰って喰いまくって地球三周
第一部 世界の果てまで行って喰う
まずは水の話
【1】 ユカタン半島のジャングルで“命の水”にたどりつく
【2】 世界の果てに見つけた“甘い水”の桃源郷
【3】 ギニアの密林地帯でハッとした“泣ける水”
お次は米の話
【4】 アラスカで米は買えるのか? だとしてそれはうまいのか?
【5】 ブラックアフリカで“ごましおご飯”にノックダウン
【6】 ペルーで食べ続けた“銀シャリ”の恐怖
【7】 台湾で人情がしみ込んだ“池上米”に泣く
そしてパンの話
【8】 アメリカで口を開けていたピーナッツバターの沼
【9】 暴風吹き荒れる南米の荒野で出会った“高級食パン”
【10】 ウズベキスタンの大草原で思わずのけぞった朝食
【11】“世界一のパン”はモロッコの焼きたてバゲットかもしれない
あるいは麵の話
【12】 ベルギーで“ジャパニーズ・ラーメン”の布教者となる?
【13】 本場イタリアで出会った衝撃のカルボナーラ
【14】 カザフスタンの家庭で味わった溶けるスパゲティ
【15】 ユーラシア大陸のど真ん中で泣きながらすすった麵
さらに野菜の話
【16】 メキシコで愛し、チリで閉口し、タイで驚いたパクチー
【17】 アフリカの“オクラかけご飯”と大地の力
【18】 夏のトマトといえばマケドニアなのですが
ちょびっと魚の話
【19】 忘れられないザンジバル“母の魚料理”
【20】 マリの市場で小骨だらけの魚と解放感を味わう
お待たせ肉の話
【21】 パタゴニアの山中で“世界一の肉”にかぶりつく
【22】 中央アジアのトラックドライバーが食べるハラショーな串肉
【23】 イスラエルの戦闘地域で食べる羊肉サンド
【24】 西アフリカで絶句した“テリブル肉”
最後にフルーツの話
【25】 やめられない止まらないグアテマラのパイナップル
【26】 アフリカでパパイアとパッションフルーツの謎が解けた
【27】 シルクロードの光る濃霧とスイカの恍惚
第二部 もっと世界の果てまで行って喰う
さらに各地の絶頂メシ
【28】 ブータンの絶頂メシ――松茸の極楽浄土を目指して
【29】 キューバの絶頂メシ――ぷるんぷるんの子豚の丸焼き
【30】 ミャンマーの絶頂メシ――モヒンガーは日本でもバズる?
【31】 スリランカの絶頂メシ――“ゴール”のカレーにおかわり連発
あとがきに代えて――日本の絶頂メシ
書誌情報
読み仮名 | セカイノハテマデイッテクウチキュウサンシュウノジテンシャタビ |
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装幀 | 寺田克也/装画、新潮社装幀室/装幀 |
発行形態 | 書籍、電子書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 192ページ |
ISBN | 978-4-10-355751-7 |
C-CODE | 0095 |
ジャンル | 文学・評論、歴史・地理・旅行記、旅行・紀行 |
定価 | 1,760円 |
電子書籍 価格 | 1,760円 |
電子書籍 配信開始日 | 2024/10/17 |
著者プロフィール
石田ゆうすけ
イシダ・ユウスケ
旅行作家。1969年、和歌山県白浜町生まれ。東京在住。高校時代から自転車旅行を始め、26歳から世界一周へ。無帰国で7年半かけ、約9万5000km、87ヵ国を走る。帰国後、専業作家に。自転車、旅行、アウトドア雑誌等への連載ならびに寄稿のほか、国内外での食べ歩きの経験を活かし、食の記事も多数手がける。世界一周の旅を綴った『行かずに死ねるか! ――世界9万5000km 自転車ひとり旅』(幻冬舎文庫)など著書多数。全国の学校や企業で「夢」や「多様性理解」をテーマに講演も行う。