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わたしの美しい戦場

寿木けい/著

1,980円(税込)

発売日:2025/07/30

  • 書籍
  • 電子書籍あり

美味しいものと人を結ぶ。それがわたしの仕事だ。深くあたたかい随想録。

美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ──。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。

目次

十月 あの障子、最高だね
十一月 柿の尻をもむ
十二月 温泉街の大喧嘩
一月 太陽が照らす者
二月 梅の涙
三月 畳の目ひとつの春
四月 山に星座を探す
五月 野良のアリア
六月 デコルテの北斗七星
七月 口紅、夕立、蛍袋
八月 百の顔で土に生きる
九月 読めないハガキ

それぞれの春 あとがきに代えて

書誌情報

読み仮名 ワタシノウツクシイセンジョウ
装幀 三星玲子/装画、新潮社装幀室/装幀
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判
頁数 192ページ
ISBN 978-4-10-356391-4
C-CODE 0095
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 1,980円
電子書籍 価格 1,980円
電子書籍 配信開始日 2025/07/30

著者プロフィール

寿木けい

スズキ・ケイ

エッセイスト。大学卒業後、編集者として働きながら執筆活動を始める。2023年に遠矢山房(山梨市)を開業。薪割りから室礼、調理まですべてを手がける。著書に『わたしのごちそう365』、『土を編む日々』、『泣いてちゃごはんに遅れるよ』などがある。富山県砺波市出身。ふたりの子供と甲斐犬と暮らす。

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