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人間の心が分からなかった俺が、動物心理学者になるまで

岡ノ谷一夫/著

1,980円(税込)

発売日:2025/09/18

  • 書籍
  • 電子書籍あり

恋愛、ギター、時々研究。研究者に至る遥かな道程を綴った抱腹絶倒の青春記。

小学生のとき、ある日突然人間がロボットに見えた。それは治ったが、以来、人との距離の取り方が下手なままだ。研究への想い止まず日本を飛び出し、アメリカの大学院に留学したものの、苦労の連続。日本に帰って来てもそれは変わらず、ポスドク地獄の果て、わらしべ長者のごとく、俺は少しずつ研究者への道を歩み始めた。

目次

まえがき
一 少年時代
二 高校から浪人へ
三 大学教養部
四 大学研究室
五 留学
六 帰ってきた異邦人
七 さえずり研究事始め
八 ポスドク蟻地獄
九 そして大学教員になる
一〇 歌文法の発見
あとがき

書誌情報

読み仮名 ニンゲンノココロガワカラナカッタオレガドウブツシンリガクシャニナルマデ
装幀 芦野公平/装画、新潮社装幀室/装幀
雑誌から生まれた本 考える人から生まれた本
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-356451-5
C-CODE 0095
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 1,980円
電子書籍 価格 1,980円
電子書籍 配信開始日 2025/09/18

著者プロフィール

岡ノ谷一夫

オカノヤ・カズオ

1959年生まれ。動物心理学者。慶應義塾大学文学部卒業後、米国メリーランド大学大学院で博士号取得。2010年より東京大学大学院総合文化研究科教授。2022年4月より帝京大学先端総合研究機構教授。動物の音声コミュニケーションから言語や心の起源を探る研究で知られる。著書に、『さえずり言語起源論』(岩波書店)、『言葉はなぜ生まれたのか』(文藝春秋)、『「つながり」の進化生物学』(朝日出版社)、『脳に心が読めるか?』(青土社)などがある。

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