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ひのえうまに生まれて─300年の呪いを解く─

酒井順子/著

1,815円(税込)

発売日:2026/01/15

  • 書籍

2026年、新たな丙午イヤーに贈る、日本最大の迷信、その解体新書。

六十年に一度巡ってくる丙午。この年に生まれた女性は「男を食い殺す」と忌み嫌われ、大きな苦しみを味わってきた。自らも丙午生まれの著者が、六十年ずつ時代を遡り、史料・新聞・雑誌・小説・芝居等に残る驚きの丙午エピソードを発掘。この迷信が生き永らえてきた社会的背景を解き明かすと共に、次代の糧ともなる一冊。

書誌情報

読み仮名 ヒノエウマニウマレテサンビャクネンノノロイヲトク
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 160ページ
ISBN 978-4-10-398512-9
C-CODE 0095
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 1,815円

著者プロフィール

酒井順子

サカイ・ジュンコ

1966年東京生まれ。高校時代より雑誌「オリーブ」に寄稿し、大学卒業後、広告会社勤務を経てエッセイ執筆に専念。日本の女の生き方・考え方をテーマに据え、2003年に刊行した『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、講談社エッセイ賞・婦人公論文芸賞を受賞。30代以上・未婚・子のいない女性を指す「負け犬」は流行語にもなった。古典作品にまつわる著書も数多く、『枕草子』の現代語訳も手がけている。他の著書に『枕草子REMIX』『地震と独身』『源氏姉妹』『百年の女『婦人公論』が見た大正、昭和、平成』『家族終了』『センス・オブ・シェイム 恥の感覚』『ガラスの50代』『処女の道程』『うまれることば、しぬことば』『日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか』『消費される階級』など多数。

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