百年の孤独
3,520円(税込)
発売日:2006/12/21
- 書籍
そして愛は、誰を救えるのだろうか? 孤独という、あの底なしの淵から……。
蜃気楼の村マコンドの草創、隆盛、衰退、そして廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の誰彼に受け継がれた孤独の運命は、絶望と希望、苦悩と悦楽、現実と幻想、死と生をことごとく呑み尽くし……。1967年に発表され、20世紀後半の世界文学を力強く牽引した怒濤の人間劇場が、今、再び幕を開ける。
書誌情報
読み仮名 | ヒャクネンノコドク |
---|---|
シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | ガルシア=マルケス全小説 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 498ページ |
ISBN | 978-4-10-509011-1 |
C-CODE | 0097 |
ジャンル | 文芸作品、評論・文学研究 |
定価 | 3,520円 |
関連コンテンツ
著者プロフィール
ガブリエル・ガルシア=マルケス
Marquez,Gabriel Garcia
(1927-2014)コロンビア、アラカタカ生まれ。ボゴタ大学法学部を中退し、新聞記者となって欧州各地を転々とした後、1955年に処女作『落葉』を発表。1967年『百年の孤独』によって一躍世界が注目する作家となった。『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』など次々と歴史的傑作を刊行し、1982年にはノーベル文学賞を受賞した。
鼓直
ツヅミ・タダシ
(1930-2019)旧朝鮮生れ。東京外事専門学校卒業。神戸市外大、神奈川大などでスペイン語を講じながらボルヘス、アストゥリアス、カルペンティエール、コルタサル、ドノソ、ガルシア=マルケスなどの主要作品を翻訳し、ラテンアメリカ文学ブームを牽引した。法政大学教授や日本スペイン協会理事長を歴任。瑞宝中綬章、スペイン民功騎士十字章を受章。
判型違い(文庫)
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