百年の孤独
1,375円(税込)
発売日:2024/06/26
- 文庫
蜃気楼の村を開墾しながら孤独に生きる一族。目も眩むその宿命を描いた百年の物語。
蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長。いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、予言者が羊皮紙に書き残した謎が解読された時、一族の波乱に満ちた歴史は劇的な最後を迎えるのだった。世界的ベストセラーとなった20世紀文学屈指の傑作。
目次
百年の孤独
注解
訳者あとがき
改訳新装版のための訳者あとがき
解説 筒井康隆
訳者あとがき
改訳新装版のための訳者あとがき
解説 筒井康隆
書誌情報
読み仮名 | ヒャクネンノコドク |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 三宅瑠人/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 672ページ |
ISBN | 978-4-10-205212-9 |
C-CODE | 0197 |
整理番号 | カ-24-2 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 1,375円 |
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著者プロフィール
ガブリエル・ガルシア=マルケス
Marquez,Gabriel Garcia
(1927-2014)コロンビア、アラカタカ生まれ。ボゴタ大学法学部を中退し、新聞記者となって欧州各地を転々とした後、1955年に処女作『落葉』を発表。1967年『百年の孤独』によって一躍世界が注目する作家となった。『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』など次々と歴史的傑作を刊行し、1982年にはノーベル文学賞を受賞した。
鼓直
ツヅミ・タダシ
(1930-2019)旧朝鮮生れ。東京外事専門学校卒業。神戸市外大、神奈川大などでスペイン語を講じながらボルヘス、アストゥリアス、カルペンティエール、コルタサル、ドノソ、ガルシア=マルケスなどの主要作品を翻訳し、ラテンアメリカ文学ブームを牽引した。法政大学教授や日本スペイン協会理事長を歴任。瑞宝中綬章、スペイン民功騎士十字章を受章。
判型違い(単行本)
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