
いつか家族に戻るとき
2,530円(税込)
発売日:2026/09/30
- 書籍
母はなぜ国を離れて移民として働き、その家族は何を奪われてしまうのか。
ダニエラは苦しい家計を支えるため、ルーマニアの僻村からミラノに出稼ぎに行った。子ども達の学費のために厳しいケア労働を続けるが、夫は出奔し、息子は学校でおちこぼれ、さらなる悲劇が一家を襲う……。『この村にとどまる』が日本翻訳大賞の最終候補作となった著者による、移民女性一家の哀しみを描いた感動の家族小説。
書誌情報
| 読み仮名 | イツカカゾクニモドルトキ |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮クレスト・ブックス |
| 発行形態 | 書籍 |
| 判型 | 四六判変型 |
| 頁数 | 288ページ |
| ISBN | 978-4-10-590212-4 |
| C-CODE | 0397 |
| 定価 | 2,530円 |
著者プロフィール
マルコ・バルツァーノ
Balzano,Marco
1978年ミラノ生まれ。2010年、『息子の息子(Il figlio del figlio)』でコッラード・アルヴァーロ新人賞を受賞。2015年、『最後に来たりし者(L'ultimo arrivato)』でカンピエッロ賞、ヴォルポーニ賞、ローマ図書館賞などを受賞。2018年に発表した『この村にとどまる』で、イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補に選ばれたほか、イーゾラ・デルバ賞、ドロミーティ・ユネスコ賞、ヴィアダーナ賞など国内外の多数の文学賞を受賞した。世界35か国以上で翻訳され、ドイツ・イタリア両国で20万部を超え、世界で50万部のベストセラーとなった。
関口英子
セキグチ・エイコ
埼玉県生まれ。翻訳家。訳書に、パオロ・コニェッティ『帰れない山』、カルミネ・アバーテ『風の丘』『海と山のオムレツ』、マルコ・バルツァーノ『この村にとどまる』、プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』、アルベルト・モラヴィア『同調者』、ヴィオラ・アルドーネ『オリーヴァ・デナーロ』など。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第1回須賀敦子翻訳賞受賞。
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