熱闘! 日本美術史
2,200円(税込)
発売日:2014/11/27
- 書籍
若冲から赤塚不二夫まで――美術史家とアーティストの奇想天外二十一番勝負。
奇想派の再評価で日本美術史をリセットした辻惟雄と、現代アートのトップランナー村上隆。かたや辻が若冲・蕭白ら意中の画家をめぐる熱きエッセイをものすれば、こなた村上はそれを受けてたち、新作を描きおろす。村上渾身の全長100メートルの超大作《五百羅漢図》も完全収録して、前代未聞のアートブックここに誕生。
〈絵合せ〉[二番〉 伊藤若冲
〈絵合せ〉[三番〉 葛飾北斎
〈絵合せ〉[四番〉 ふたたび伊藤若冲
〈絵合せ〉[五番〉 絵難房
〈絵合せ〉[六番〉 曾我蕭白
〈絵合せ〉[七番〉 白隠慧鶴
〈絵合せ〉[八番〉 ファリシズム
〈絵合せ〉[九番〉 鳥居強右衛門勝高逆磔之図
〈絵合せ〉[十番〉 井上有一
〈絵合せ〉[十一番〉 荒川修作
〈絵合せ〉[十二番〉 インドの女神
〈絵合せ〉[十三番〉 リンガ
〈絵合せ〉[十四番〉 赤塚不二夫
〈絵合せ〉[十五番〉 長沢芦雪
〈絵合せ〉[十六番〉 ふたたび長沢芦雪
〈絵合せ〉[十七番〉 村上春樹ほか
〈絵合せ〉[十八番〉 逸品画風
〈絵合せ〉[十九番〉 狩野一信
〈絵合せ〉[二十番〉 禅月様羅漢図
〈絵合せ〉[二十一番〉 羅漢と震災
〈絵合せ〉[千秋楽〉 100m五百羅漢図
書誌情報
読み仮名 | バトルロイヤルニッポンビジュツシ |
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シリーズ名 | とんぼの本 |
雑誌から生まれた本 | 芸術新潮から生まれた本 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | B5判変型 |
頁数 | 176ページ |
ISBN | 978-4-10-602256-2 |
C-CODE | 0370 |
ジャンル | 芸術一般 |
定価 | 2,200円 |
著者プロフィール
辻惟雄
ツジ・ノブオ
美術史家、東京大学・多摩美術大学名誉教授。1932年、愛知県生まれ。1961年、東京大学大学院博士課程中退。東京大学文学部教授、千葉市美術館館長、MIHOMUSEUM館長などを歴任。1970年に刊行された『奇想の系譜』(美術出版社)で、又兵衛、山雪、若沖、蕭白、芦雪、国芳を「奇想の画家」としていち早く再評価し、琳派や文人画、円山派などを中心に語られてきた近世絵画の見方を大きく変えた。日本美術の特質を「かざり」「あそび」「アニミズム」に見て、装飾工芸から幽霊画、春画、漫画まで幅広く論じる。他の主な著書に『日本美術の歴史』(東京大学出版会)、『奇想の図譜』『あそぶ神仏:江戸の宗教美術とアニミズム』(ともにちくま学芸文庫)、『辻惟雄集』全6巻(岩波書店)など。
村上隆
ムラカミ・タカシ
1962年、東京都生まれ。美術家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。在学中より作家活動に入り、1996年にはヒロポンファクトリー(現カイカイキキ)を設立する。2000年の「SUPER FLAT」展のキュレーションを通じて、スーパーフラット理論を提唱。伝統絵画から現代のオタクカルチャーまで、日本美術に通有の平面性を概念化した「スーパーフラット」の語は、階級差の無い戦後日本の文化的なありようを捉える社会学的な文脈をも包摂したキーワードとして、大きな反響を呼ぶ。ヴェルサイユ宮殿を舞台にした「MURAKAMI VERSAILLES」をはじめ、国内外での大小の展覧会は数知れず。著書に『芸術起業論』(2006年 幻冬舎)などがある。