
社会が壊れるその前に―メアリ・ダグラスの人類学―
1,980円(税込)
発売日:2026/09/28
- 書籍
- 電子書籍あり
象徴の力が働く時、人は論理ではなく情動により動く──。
私たちは宗教や儀式の束縛から逃れ、自由で優しい社会を築いてきた。それなのに、なぜ強い不全感や孤独感に襲われ、終わりのない自己研鑽や社会変革に駆り立てられるのか。どうして推し活やセカイ系に心を奪われるのか。人類学の古典を手がかりに、「象徴」に巻き込まれる現代人の姿を考察し、社会の命を守る視座を示す。
書誌情報
| 読み仮名 | シャカイガコワレルソノマエニメアリ・ダグラスノジンルイガク |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮選書 |
| 発行形態 | 書籍、電子書籍 |
| 判型 | 四六判変型 |
| 頁数 | 240ページ |
| ISBN | 978-4-10-603953-9 |
| C-CODE | 0330 |
| ジャンル | 社会学、ノンフィクション |
| 定価 | 1,980円 |
| 電子書籍 価格 | 1,980円 |
| 電子書籍 配信開始日 | 2026/09/28 |
著者プロフィール
磯野真穂
イソノ・マホ
人類学者。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。長野県安曇野市出身。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を卒業後、トレーナー資格を取るべく、オレゴン州立大学スポーツ科学部に学士編入。しかし自然科学のアプローチに違和感を覚え、文化人類学に専攻変更。同大学大学院にて応用人類学修士号取得。IT企業にて2年間の派遣社員を経た後、早稲田大学文学研究科に入学し、2010年に博士(文学)取得。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て、2020年より在野の研究者として活動。2024年より現職。専門は医療人類学。 著書に『なぜふつうに食べられないのか:拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界:「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想:やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書)、『他者と生きる:リスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社新書)、『コロナ禍と出会い直す:不要不急の人類学ノート』(柏書房、第33回山本七平賞受賞)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社、濱口竜介により映画化。カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞)がある。
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