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危険、そのクリック、ちょっと待て! あなたのアドレスは世界中に漏れている……。

迷惑メールは誰が出す?

岡嶋裕史/著

748円(税込)

本の仕様

発売日:2008/10/17

読み仮名 メイワクメールハダレガダス
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 188ページ
ISBN 978-4-10-610283-7
C-CODE 0236
整理番号 283
ジャンル 社会学、事件・犯罪
定価 748円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2011/10/28

見知らぬ相手から、なぜ次々に怪しいメールが届くのでしょうか? あなたのメールアドレスが、どうして世界中に知れ渡ってしまうのでしょうか? 迷惑メールを送ると、一体誰にどんな利益があるのでしょうか? そして、この無差別なメール攻撃はどうしたら防げるのでしょうか? 企業の通信システムを麻痺させ、人心をも破壊する迷惑メールの全貌を解明し、現代のネット社会の闇に迫ります。

著者プロフィール

岡嶋裕史 オカジマ・ユウシ

1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所勤務を経て、現在、関東学院大学経済学部准教授、同大学情報科学センター所長。著書に『構造化するウェブ』(講談社ブルーバックス)、『実験でわかるインターネット』(岩波ジュニア新書)、『アップル、グーグル、マイクロソフト』(光文社新書)、『ポスト・モバイル』(新潮新書)、『ネット炎上 職場の防火対策』(日経プレミアシリーズ)など。

目次

まえがき
第1章 天災より恐い迷惑メール被害
全世界の1日のメール数は約1530億通。うち迷惑メールが85%!
第2章 なにが迷惑なのか? なぜ迷惑なのか?
迷惑メールのルーツを探る。国や法律はどこまで守ってくれるの?
第3章 メールのメカニズムを知る
メールはどうやって送受信を行うの? そのシステムに潜む落とし穴!
第4章 誰が出すのか? なぜ送るのか?
なぜあなたのアドレスがわかるのか? 真犯人をついにつきとめる!
第5章 迷惑メールを防げるか?
無差別攻撃は、なぜ行われるのか? 防御のための知恵を明かす。
第6章 秘伝・迷惑メール対処法
もう悩まされないために……迷惑メールよ、さようなら!
あとがき

担当編集者のひとこと

迷惑メールというミステリー

 今日も迷惑メールがたくさん届いていて、本当に必要なメールを探すのに手間がかかる……わたしをはじめ、同じような体験をされている方が多いと思います。
 異性を騙(かた)った甘言や偽ブランド品の格安通販やオンライン・ギャンブルなどのいかがわしいメールから、最近では「お宅の子どもは預かった。とにかく添付ファイルを開いてみろ」などという一層悪質なメールまで増えています。しかも、日本だけではなく東欧やオセアニアなど、行ったこともない外国からも頻繁に送られてきます。
 このようなメールは「削除」が当然と思いきや、実はこのトラップにかかる人がけっこう多いそうなのです。
 今や電子メールは日常のツールとなっていますから、まったく使わないわけにも行きません。アドレスを変えても、特定のアドレスから受信拒否を設定しても、キーワードでメールを振り分けても……まるで悪臭のようにどこかから迷惑メールが送られてきます。 本書『迷惑メールは誰が出す?』では、ネット社会やウェブの構造に詳しい岡嶋裕史氏が、この迷惑メールの正体に迫ります。電子メールの仕組みや歴史から、どうやって個人アドレスが盗み出されるのか? いったい誰にどのような利益をもたらすのか? という謎を、ITのミステリーを読むように解き明かしていきます。
 読んでいただくと、意外なところからアドレスが盗まれていて、思いも寄らない利益構造にも驚かれることと思います。迷惑メールは、実はとても危険なのです!
 しかし、本書では、防御のための秘密の対策を具体的に伝えていますから、パソコンやモバイルの傍らで、ぜひともご活用下さい。台風一過のような澄(す)み渡った通信状況になることでしょう。
 最後に、読者の方々にはくれぐれもお願いしたいことがあります。本書を悪用して、迷惑メールを出す側には決して回らないでくださいね。

2008/10/24

蘊蓄倉庫

迷惑メールよ、さようなら!

 今日もどこからか届く怪しげな迷惑メールに、うんざりしている方がたくさんいらっしゃると思います。
 本書『迷惑メールは誰が出す?』によると、全世界で1日に通信されるメール総数は約1530億通、そのうち迷惑メールは85%にも及んでいます。しかも、そこにリンクするサイトをクリックする人が、100人中39人もいるというのです。また、通信システムが破壊されたり、重要データの消失や盗用につながる悪質なウイルス・メールによる被害は50ヶ国以上に渡っています。
 もともと世界で最初の迷惑メールは1978年5月に送信され、被害者は393名でした。
 それから30年後の現在……、なぜ私たちのアドレスが世界中の見知らぬ相手に知れ渡り、どのような目的で次々と送られてくるのでしょうか?
 非合法商品の販売やマルチ商法、悪徳詐欺、さらには偽装恋愛への誘いなどがひしめき合っている今のネット社会は、手軽で便利な反面で、底無しの危険と隣り合わせともいえます。
 本書は、無差別に送られてくる迷惑メールというネットの暗部を、そのメカニズムから解き明かし、個人から国のレベルまでが取り組める最新の防御策を、豊富なイラストとともに詳しく伝授してくれる一冊です。
掲載:2008年10月25日

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