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「お手本の国」のウソ

田口理穂 ほか/著

814円(税込)

発売日:2011/12/16

書誌情報

読み仮名 オテホンノクニノウソ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 239ページ
ISBN 978-4-10-610448-0
C-CODE 0225
整理番号 448
ジャンル 社会学、ノンフィクション、地理・地域研究
定価 814円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/06/22

フィンランドの教育法、フランスの少子化対策、アメリカの陪審制、イギリスの二大政党制。ホントに真似して大丈夫? 【現地からのリアル・レポート】

「フィンランドは世界一の教育大国」「フランスは少子化問題を乗り越えた」「ドイツは戦争責任にカタをつけた」……日本人が理想視する「お手本の国」には、知られざる別の顔があった。もてはやされる制度や手法がその副作用ゆえに「嫌われモノ」というのは序の口、実は存在していないなんてことも! 各国に長年暮らす日本人七人が打ち明ける、“隣の芝生”の本当の色とは。

目次
はじめに
「少子化対策」という蜃気楼――フランス
「立派な少子化対策があるから」「そもそも『愛とセックスの国』だから」
「婚外子差別がないから」……いまフランスで子どもが増えている本当の理由は?
“世界の教育大国”に「フィンランド・メソッド」はありません――フィンランド
ムーミンとオーロラしかない遠い国が、いつの間にか「憧れの国」に変わった。
子どもの学習到達度No.1、「住みやすさ」No.1が実現した北欧の国の事情とは。
「第三極」にふり回された二大政党制お家元――イギリス
二院制からマニフェスト、「影の内閣」まで生んだ議会が「中ぶらりん」状態に。
新参政党が加わった連立政権の実力は? 史上二度目の国民投票の中身とは?
私なら絶対に選ばない陪審裁判――アメリカ
日当1000円、「このうえなく不機嫌な12人」が他人の一大事を決めるのが陪審制。
もし法廷に立つときには服装と喋り方、そして元移民たちの「常識」にご用心。
自然保護大国の「破壊と絶滅」の過去――ニュージーランド
人間が絶滅の危機に追い込んだ鳥類の王国を取り戻す――。
「保護か、殺戮か分からない」、その手法とロジックとは。
「ヒトラー展」に27万人、ドイツ人と戦争責任――ドイツ
ナチスという負の遺産に、彼らはどう向き合ってきたのか。
賠償、教育、後の世代への指針――日本人が知らない「カタの付け方」とは。
財政破綻、それでも食べていける観光立国――ギリシャ
世界が驚いた「5人に1人が公務員」の影で、同じ数の人々が観光業に従事する。
歴史と文化遺産に恵まれた国なら、必要なのは3つの「観光しやすさ」だ。

著者プロフィール

田口理穂 ほか

タグチ・リホ

ジャーナリスト。地方紙記者を経て、1996年よりドイツ在住。州立ハノーバー大学社会学修士号取得。著書に『ニッポンの評判』(共著)。ほか中島さおり(フランス)、靴家さちこ(フィンランド)、伊藤雅雄(イギリス)、伊万里穂子(アメリカ)、内田泉(ニュージーランド)、有馬めぐむ(ギリシャ)。

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