ヤセないのは脳のせい
836円(税込)
発売日:2017/04/15
- 新書
- 電子書籍あり
▶最大の敵はストレス▶やる気は必要ない▶脳を上手にダマす▶ありのままの自分を見つめる。脳から始めるダイエット!
成功の鍵は、脳にあり! どうすればヤセるか頭ではわかっているのに、なぜ上手くいかないのか? 十キロのダイエットとその後のリバウンドを経験した脳科学者が、自らモニターとなりその理由を徹底分析。「最大の敵はストレス」「やる気は必要ない」「シンプルに考える」など、脳を“その気”にさせるコツを大公開。その先にあるのは、自分を変える勇気の大切さだった。ありそうでなかった、脳に効くダイエット論!
書誌情報
読み仮名 | ヤセナイノハノウノセイ |
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シリーズ名 | 新潮新書 |
装幀 | 新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 新書、電子書籍 |
判型 | 新潮新書 |
頁数 | 224ページ |
ISBN | 978-4-10-610715-3 |
C-CODE | 0211 |
整理番号 | 715 |
ジャンル | 美容・ダイエット |
定価 | 836円 |
電子書籍 価格 | 836円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/04/21 |
薀蓄倉庫
太った人は老化が早い!?
ダイエットと脳のふしぎな関係に迫った本書『ヤセないのは脳のせい』で、著者の茂木健一郎氏が、2016年8月に発表された英国ケンブリッジ大学の研究者の論文を紹介しています(「AFP=時事」2016年8月)。それは、「過体重や肥満の中年の人々の脳では、老化が加速している兆候が示されている」という衝撃的もの。40歳で過体重の人は、適正体重の人より老化が10年進んでいると考えられているようで、太っている人の大脳白質(脳の神経細胞同士の情報のやりとりを担当)の体積を測定したところ、ヤセている人より著しく低いことが判明したようです。
掲載:2017年4月25日
著者プロフィール
茂木健一郎
モギ・ケンイチロウ
1962(昭和37)年、東京生れ。脳科学者/理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を探求し続けている。主な著書に『脳と仮想』(小林秀雄賞受賞)、『今、ここからすべての場所へ』(桑原武夫賞受賞)、『ひらめき脳』、『「脳」整理法』、『生きがい』など。