ホーム > 書籍詳細:眠れぬ夜のために―1967-2018 五百余の言葉―

眠れぬ夜のために―1967-2018 五百余の言葉―

五木寛之/著

814円(税込)

発売日:2018/11/16

  • 新書
  • 電子書籍あり

『青春の門』『風に吹かれて』『かもめのジョナサン』『大河の一滴』『親鸞』『流されゆく日々』……著作150余から厳選。半世紀の思索を紡ぐ。初の箴言集。

めまぐるしく転変する、先の読めない時代。人はしばしば世の不条理と人生の浮き沈みに眠れぬ夜を過ごす。だが、どんな時代でも人の苦しみの総量は変わらない、と著者は言う。とらわれ過ぎず、そしてよく目を凝らし、口笛を吹きつつ闇の中を歩いていこう。やがて訪れる夜明けを待ちながら――。時代、歴史、物語、愛、人生など様々なテーマをめぐり、半世紀にわたる思索から紡ぎ出された初の箴言集。

目次
抄録1 人生の明暗
抄録2 矛盾と不合理
抄録3 自己と他者
抄録4 私と相対主義
抄録5 愁いの本能
抄録6 感傷の力
抄録7 人間と物
抄録8 故郷と日本人
抄録9 社会と差別
抄録10 記憶と記録
抄録11 人間と歴史
抄録12 国家と歴史
抄録13 時代の刻印
抄録14 進歩と文明
抄録15 人間と自然
抄録16 運命と条理
抄録17 宗教と信仰
抄録18 情報の質量
抄録19 物語と民衆
抄録20 表現と言葉
抄録21 純潔と異種
抄録22 異端と正統
抄録23 愛憎と哀歓
抄録24 理性と無意識
抄録25 人間と悪
抄録26 自殺と生命
抄録27 自己存在と苦
抄録28 流行歌と民衆
抄録29 生活と文化
抄録30 仕事と共同作業
抄録31 傾向と気質
抄録32 努力と才能
抄録33 世間と演技
抄録34 人生の目的
抄録35 幸福の意味
抄録36 身体語と体治
抄録37 選択と覚悟
抄録38 天命と唯我
抄録39 死への意識
抄録40 人生の四季
 口笛を吹きつつ夜を――あとがきに代えて
  出典一覧

書誌情報

読み仮名 ネムレヌヨルノタメニセンキュウヒャクロクジュウナナネンニセンジュウハチネンゴヒャクヨノコトバ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-610790-0
C-CODE 0210
整理番号 790
ジャンル 文学賞受賞作家、文学賞受賞作家
定価 814円
電子書籍 価格 814円
電子書籍 配信開始日 2018/11/23

担当編集者のひとこと

五木寛之という生き方

 約半世紀前に作家デビューして以降、小説や評論、エッセイに対談、作詞やラジオなど、様々な言語表現の第一線で活躍し続けてきました。そして86歳の今なお、夕刊紙から論壇誌まで、メディアを問わない「知の越境」ぶりには驚くばかりです。
 本書は、そんな五木さんが様々な表現の場に残してきた短い文章を紡ぐことで、半世紀にわたる思索をたどる試みでもあります。「自分のモットーは、その時その場所で」、「言葉によるミュージシャンみたいなものだから」と、あえて足跡を振り返る仕事はしてきませんでしたが、初の箴言集を通して「自分というものがよく判った」とも。独特の考え方と生き方が浮き彫りになる一冊です。

2018/11/26

著者プロフィール

五木寛之

イツキ・ヒロユキ

1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。著書は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』『親鸞』『大河の一滴』『他力』『孤独のすすめ』『マサカの時代』『こころの散歩』『背進の思想』『捨てない生きかた』など多数。バック『かもめのジョナサン』など訳書もある。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

五木寛之
登録
文学賞受賞作家
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類