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生死と出会い、惑う。実存の根拠を問う、作家と禅僧の対話。悲しみの中に立ち続ける。

生死の覚悟

高村薫/著 、南直哉/著

799円(税込)

本の仕様

発売日:2019/05/16

読み仮名 ショウジノカクゴ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 206ページ
ISBN 978-4-10-610815-0
C-CODE 0215
整理番号 815
ジャンル 宗教
定価 799円
電子書籍 価格 799円
電子書籍 配信開始日 2019/05/24

「師と出会ったことで、不信心についての私の苦がいくらか薄らいできているのを感じる。この歳でまた少し生まれ変わったようなもの」(高村薫)、「同時代に彼女がおられることは、救いとしか言いようがない」(南直哉)。ある作品を媒介に作家と禅僧が出会い、七年越しの対話が始まった。信心への懐疑、坐禅の先にあるもの、震災とオウム……はたして仏教は、人生のヒントとなるか。実存の根源的危機が迫る時代に、生死の覚悟を問う。

著者プロフィール

高村薫 タカムラ・カオル

1953(昭和28)年、大阪市生まれ。作家。1990年『黄金を抱いて翔べ』でデビュー。1993年『マークスの山』で直木賞受賞。著書に『晴子情歌』『新リア王』『太陽を曳く馬』『空海』『土の記』等。

南直哉 ミナミ・ジキサイ

1958(昭和33)年、長野県生まれ。禅僧。青森県恐山菩提寺院代(住職代理)、福井県霊泉寺住職。1984年、出家得度。2018年、『超越と実存』で小林秀雄賞受賞。著書に『老師と少年』『恐山』等。

目次

生死と出会い、惑う――高村薫
第一章 生命と死の門――二〇一一年一月二十五日
黒衣のダース・ベイダー/ふたつの「サンガ」/「紅顔の修行僧」への違和感/近代理性で“仏”に迫る/〈生命〉という到達点/阪神淡路大震災と「死の門」/生死の構造
第二章 坐禅の先にあるもの――二〇一一年一月二十五日
オウムに決定的に欠けているもの/懐疑の訓練/「葬式仏教の崩壊」から始まること/信心というハードル/縁起する実存/作家と禅僧の間にある“一線”/これからの僧侶に必要なこと/仏教の可能性と復興の必要条件
断章I〜IV
断章I 道元がたちあらわれるところ――高村薫
断章II 運動する『正法眼蔵』――南直哉
断章III 空海が現代人ならと想像させる書――南直哉
断章IV 「信心不問」の仏教史――高村薫
第三章 信心への懐疑――二〇一八年九月十三日
「住所不定住職」/「仏教の突破」/究極の宗教論/「人ではなく、神を信じなさい」/私の原点/「信じる」への違和感/「最初の人」と「次の人」/「悪人」という自覚
第四章 生死の覚悟――二〇一八年九月十三日
震災文学の決定版/生死の覚悟/自己からの逃走と宗教への接近/自己であることの負担に耐え続ける/池の奥底にある問い/南海トラフ地震/宗教家の条件/僧侶のある苦い経験/ふたたびオウム真理教について/終わりなき振り子運動/救世主になろうとした人/空海が現代に生きていたら……/自己を解体するために自己を保つ/「お前のやっているのは、仏教ではない」/「信じる」という主題
悲しみの中に立ち続ける――南直哉

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