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絶対に挫折しない日本史

古市憲寿/著

968円(税込)

発売日:2020/09/17

書誌情報

読み仮名 ゼッタイニザセツシナイニホンシ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 から生まれた本
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 316ページ
ISBN 978-4-10-610876-1
C-CODE 0221
整理番号 876
定価 968円
電子書籍 価格 968円
電子書籍 配信開始日 2020/09/17

佐藤優氏推薦! 「これは古市憲寿氏による日本版『サピエンス全史』だ。歴史に関心を持つ全ての人に勧める」受験、就職試験にも役立つ画期的日本史入門!

大河ドラマや歴史小説は好きだけど、古代から現代までの日本の通史となるとちょっと自信がない……そんな人は少なくない。覚える用語が多すぎるうえ、ヤマもオチもない歴史教科書に挫折してしまうのだ。だが、思い切って固有名詞を減らしてしまい、流れを超俯瞰で捉えれば、日本史は、ここまでわかりやすくて面白くなる! 歴史学者ではない著者だからこそ書けた、全く新しい日本史入門。

目次
まえがき 人はなぜ日本史に挫折するのか
日本史教科書がつまらない理由/面白い日本史が読みたい!/歴史の本を楽しく読むコツ
第一部 通史編
1 いつ「日本」は誕生したのか(旧石器〜縄文)
日本誕生前史/縄文時代は列島中すかすか/本当は怖い邪馬台国
2 古代政権はフランチャイズ運営(弥生〜平安)
無駄に大きなお墓を作った理由/大和エリアに「国家」があったのか/本部のフランチャイズつぶし/古代の国土統一戦争?/日本が中国の軍門に降った理由/「日本」という国号の秘密/納税は「神頼み」の延長/外圧の生んだ「強い日本」/早くも「強い日本」崩壊か
3 中世は「小さな政府」の時代(平安〜戦国)
治外法権が続々と誕生/喉が嗄れるまで歌い続けた上皇/誰が一番偉いのか/小さな政府の時代/民間人の大活躍/農民たちの生活革命/異常気象が戦乱の世を招いた
4 国家による暴力の独占(戦国〜江戸)
修羅の時代を生き抜く知恵/独裁者でもいないよりはマシ/かなりグローバルな戦国時代/江戸時代の人口急増/江戸と明治は断絶か連続か/江戸は暗黒時代だったのか?
5 「国民国家」という新システム導入(江戸後期〜明治)
江戸後期はほぼ近代/食料自給率100%の恐怖/江戸時代に「日本人」はいなかった/「国民国家」という人類の大発明/馬より速い乗り物がなかった時代/戦争に強い国を作ろう
6 「拡大」の季節と近代化(明治〜昭和)
どうして海外なんて行くの?/日本も乗り遅れるな!/極東の島国から「海の帝国」へ/昭和8年に返りたい/あの戦争、実は負けて良かった?/経済大国・日本のルーツ/「縄文顔」も「弥生顔」もいない
7 日本はいつ「終わる」のか(平成〜未来)
あの頃、女子高生が注目を浴びた理由/第3次ベビーブームは起こらなかった/「呪い」のオリンピック/新型コロナウィルスは社会を変えるか/2024年問題と2042年問題/実際の未来はどうなるの?/日本に革命は起こるのか/日本列島が消滅する日
第二部 テーマ史編
8 コメと農耕の日本史
コメがなかった稲穂の国/農耕革命の発生/列島の農耕はいつ始まったか/ついに稲作は始まったけれど/農業は不幸の始まり/コメが主食になったのは100年前/糖質制限ダイエットの大流行
9 神話と物語の日本史
セックスから生まれた日本列島/世界の神話はたった二つに分けられる/文字なき時代の物語/残された都合のいい物語/最も日本が一神教に近付いた時代/失われた物語
10 土地と所有の日本史
どうして土地を自由に使えない?/「のび太の土地」に危機到来/「すべての土地は天皇のもの」?/不自由、だからこそ平等/先祖代々の土地って本当?/九州の面積以上の土地が持ち主不明/人が去り、街は崩れる
11 家族と男女の日本史
家族はいつ始まったのか/「夫婦」が葬られた古墳はほとんどない/日本にも存在した一夫多妻制の真実/平和な江戸時代、女性の地位が下がった/男色が大流行した江戸時代/実はラディカルだった「生産性」議員/家族の未来と生殖の未来
12 未来と予測の日本史
時代は回る? それとも進化する?/聖徳太子の未来予想/平安貴族も恐れた「世界の終わり」/客も遊女も高齢者ばかり? 江戸の未来予測/ユートピアは未来にある/「人間の不安は科学の発展から来る」?/未来は時代に束縛される
13 戦争と平和の日本史
平和な縄文時代、危険な弥生時代/驚くほど戦争の少ない古代日本/「強い日本」の誕生と終焉/「神風」は吹かなかった/異常な大日本帝国時代/そして「平和」に平成は終わる/「平和」は訪れたが「戦争」はなくならない/未来の戦争はどうなるのか
14 歴史語りの日本史
歴史語りはかくも難しい/戦前は「縄文時代」なんてなかった/おじさんが明治維新を愛する理由/歴史教科書に書かれていることは本当か/歴史とは、権力を示すための装置/トンデモ解釈の歴史/「お国」のための歴史教育/現代人が『日本書紀』を読める理由/そして歴史は続いていく
あとがき

推薦コメント

これは古市憲寿氏による日本版『サピエンス全史』だ。
歴史に関心を持つ全ての人に勧める。

大学入試、就職試験にも役に立つ。
是非手にとってほしい。

佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

思えば、日本史はずっと「テストで点を取る為」に勉強する対象だった。
日本史の授業中に、先生が板書する内容をただ無機質に書き写していた自分に心底、伝えてやりたい。
ここに「豊かに生きる為」の日本史があるよと。

この、日本史を天空から眺めた時に吹く気持ちのいい風が、多くの人に届きますよう!

前田裕二(SHOWROOM株式会社 代表取締役社長)

著者プロフィール

古市憲寿

フルイチ・ノリトシ

1985(昭和60)年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』で注目され、メディアでも活躍。他の著書に『誰の味方でもありません』『平成くん、さようなら』など。

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