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うんちの行方

神舘和典/著 、西川清史/著

792円(税込)

発売日:2021/01/16

書誌情報

読み仮名 ウンチノユクエ 
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 186ページ
ISBN 978-4-10-610893-8
C-CODE 0236
整理番号 893
ジャンル 人文・思想・宗教
定価 792円
電子書籍 価格 792円
電子書籍 配信開始日 2021/01/16

鉄道や船はどう処理? もしタワマン全戸で一斉に流したら? たった5分で飲用水? 知らなかった!!

流した後はどこへ? どう浄化される? そのために誰が、どんな苦労を? 鉄道や船はどう処理? もしマンション全戸で一斉に流したら? あらゆる疑問を徹底取材。下水を嗅ぎ、汚水処理場に潜り、「5分でウンチが飲用水になる」最新技術に触れ、トイレメーカーを質問攻めに。さらに元作業員が語った貴重な証言とは――。フタを開ければ、思わず唸る驚きと素朴な感動がてんこ盛り、奥深い世界へご案内!

目次
はじめに
第1章 流され処理されどこへ行く?
「穴に落ちて死ぬ」と怯えた幼少期/そもそもウンチとは何か/「東京都虹の下水道館」と「小平市ふれあい下水道館」/下水で新型コロナ感染拡大がわかる?/横浜の「北部第二水再生センター」へ/邪悪な色のビーカー登場/「汚泥ケーキ」ができるまで/トマト、スイカが生えてくる/日本の下水道は地球12周分/水洗率べスト5都道府県/トライアスロンW杯を襲った大腸菌/マンホールから噴き出るあの水は?
第2章 日本はトイレ最先進国
外国人たちの体験動画/「おしりだって、洗ってほしい。」/少ない水で流せ!/3・8リットルで済むTOTO超節水型/マンション全戸でいっせいに流したら?/竣工前のおしぼりテスト
第3章 鉄道はどう処理してきたか
今は真空式が主流に/新幹線の“シャー” “コッ”/開放式から真空式へ/元鉄道マンが語った寝台列車の「黄害」/「今のはきれいな女性だったぞ!」
第4章 富士山を流れる怪しい「白い川」
山小屋のオジサンはハンマーで/2か月で30万人が登る/田部井淳子さんが声を上げた/バイオトイレ設置/御来光を拝んだ後の大問題/「どれも赤字を計上しています」
第5章 ウンチが5分で飲用水に!
NETFLIXで明かされた2億ドル投資/ゴクゴク飲み干すビル・ゲイツ/手を挙げたLIXILの新発表/SATOプロジェクト/20億人がトイレのない生活
第6章 災害時に切実なトイレ対策
水道、電気が止まると/組み立て式、ポリ袋式、樹脂式/「マンホールトイレ」/平時・断水時両用の「レジリエンストイレ」
第7章 日本人はこうして排泄してきた
川へ向かってする行為から「厠」/“水洗”があった藤原京/トイレットペーパー替わりの「籌木」/芥川龍之介が書いた排泄の物語/谷崎潤一郎はおまるを詳細描写/ルイス・フロイスが称賛したシステム/江戸では一日200トンを売買/滝沢馬琴の汲み取り日記/日本最初の腰掛け式は新島襄宅か?
第8章 日本で最初の汚水処理場に潜入
下水処理なき水洗トイレ?/衛生便器と日本陶器社内の大反対/「三河島汚水処分場喞筒場施設」/死者10万人のコレラ流行/昭和の汚水処理場建設ラッシュ/手作業で“格闘”/『ドラえもん』の原っぱに土管があった理由/戦後も続く海洋投棄/開高健の“黄金”社会科/黄色くなった東京湾/屋形船のトイレ問題/2010年になって「垂れ流しダメ」/過去には戻りたくない
おわりに
参考文献

著者プロフィール

神舘和典

コウダテ・カズノリ

1962(昭和37)年東京都生まれ。著述家。音楽をはじめ多くの分野で執筆。『墓と葬式の見積りをとってみた』『新書で入門 ジャズの鉄板50枚+α』など著書多数。

西川清史

ニシカワ・キヨシ

1952(昭和27)年生まれ。和歌山県出身。上智大学外国語学部仏語学科卒業後、1977年文藝春秋入社。「CREA」「TITLe」編集長、2018年副社長で退職。

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