ホーム > 書籍詳細:キャリア弱者の成長戦略

キャリア弱者の成長戦略

間中健介/著

836円(税込)

発売日:2023/06/19

  • 新書
  • 電子書籍あり

「1日5アポ」、預金から10万円投資、社長にレポート、健康資産を増やす。学歴・職歴よりもまず行動! 40代でも間に合う〈超実践的〉戦略23。

進むデジタル化、迫られる個人成果、伸びない賃金、ダウンサイジングする社会保障――この10年ほどで働く人を取りまく経済社会環境は大きく変わった。すなわち、会社員であること自体が人生のリスクとなる時代を迎えつつある。では、いったいどうすればいいのか。派遣社員からコンサルタントに大学教員まで、自身“キャリア弱者”として幾多の職種を経験してきたからこそ言える、40代から始める超実践的成長戦略。

目次
はじめに
第1章 世界から後退していく私たち
日本経済は健闘してきた/事実上の完全雇用社会/ミドル世代の未来はとても暗い/局所的な人材争奪戦、賃上げ方針/大手労組職員に怒鳴られる/40代と50代の賃金減少/社会保険料は「マイホーム」より高額/20年間で6歳老いた日本/ベンチャーに転職しても/ダウンサイジングする社会保障/人不足と人余りが同時進行
第2章 社内キャリアチェンジか、転職か
上司や同僚は出世しても/続けるなら、早めに選ぶ/おにぎり屋のPDCA/「現場から離れる」はチャンスかも/「勝ち組」には簡単に勝てる/「失いたくないもの」を洗い出す/撤退戦略を立てる/おカネの色を見極める
第3章 自分の資産価値を見極める
労働者、地主、事業家/競争の厳しい「地主型」「事業家型」/「貴族型」という生き方も/個人にも資本蓄積/キャリア資産のバランスシート/肩書は「負債」である/リスキリングより重要な「目標づくり」/デジタル社会マインド/いくらでもキャリアが高まる条件/自分自身を時価評価する/給料は「もらう」でなく「稼ぐ」
第4章 今日から始める「23の成長戦略」
自分の「壁」を壊してみる
――お金とデジタルの「壁」を壊す
【戦略1】「ふるさと納税」をする
【戦略2】ねんきん定期便に目を通す
【戦略3】10万円、預金から有価証券投資に変える
【戦略4】サブスク強者になる
【戦略5】「趣味SNS」でフォロワー100人を得る
【戦略6】「頭のジム」書店と家電量販店に通う
――「敵」を知る
【戦略7】ライバル企業の顧客になる
【戦略8】新規上場会社を分析する
【戦略9】国の資料でマネーの動きを先読みする
【戦略10】上司ではなく、社内を見渡す
――健康資産を増やす
【戦略11】睡眠時間を基本に1日のスケジュールを組む
【戦略12】専門医、カウンセラーを味方にする
【戦略13】家族やパートナーの健康資産を向上させる
【戦略14】運動で老化を遅らせる
――変化するために動く
【戦略15】職場以外で役員になる
【戦略16】「1日5アポ」をやってみる
【戦略17】手を動かす時間、頭を使う時間を分ける
【戦略18】資格・肩書を断捨離する
【戦略19】社長にレポートを提出する
【戦略20】3人のロールモデルを設定する
【戦略21】真の同志を5人集める
【戦略22】未来を考える10分間を持つ
【戦略23】「5年後キャリア」のために動き続ける
第5章 挑戦するミドル世代に未来がある
Y君に教わったこと/柔軟化の兆しはある/欧州経験者が見た日本/致命傷を負わなければ勝てる/これからの日本を支える3つの産業/「総理大臣になって日本をよくしたい」

書誌情報

読み仮名 キャリアジャクシャノセイチョウセンリャク
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 192ページ
ISBN 978-4-10-610999-7
C-CODE 0230
整理番号 999
ジャンル 教育学、語学・教育、経営学・キャリア・MBA
定価 836円
電子書籍 価格 836円
電子書籍 配信開始日 2023/06/19

著者プロフィール

間中健介

マナカ・ケンスケ

1975(昭和50)年生まれ。経済社会保障政策アナリスト。派遣社員、愛知万博スタッフなどを経て31歳で電通子会社入社。政府の「成長戦略」企画立案に携わる。2021年から慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教、2023年から茨城大学講師を務める。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

間中健介
登録
教育学
登録
語学・教育
登録
経営学・キャリア・MBA
登録

書籍の分類