新潮日本古典集成〈新装版〉 今昔物語集 本朝世俗部 四
2,640円(税込)
発売日:2015/01/30
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読みやすい! わかる! 好評シリーズが装いを新たに。古語辞典は不要です!
貴族、僧侶、武士から陰陽師、鬼、死霊まで――平安時代を生きた人々のさまざまな声が瑞々しく語られる。説話集の最高峰のエッセンスを原文で楽しむ。
目次
凡例
巻二十九 本朝 付悪行
巻三十 本朝 付雑事
巻三十一 本朝 付雑事
巻三十 本朝 付雑事
巻三十一 本朝 付雑事
付録
説話的世界のひろがり
年表「盗・闘」
地図
「説話的世界のひろがり」見出し索引
頭注索引
説話的世界のひろがり
年表「盗・闘」
地図
「説話的世界のひろがり」見出し索引
頭注索引
巻二十九 本朝 付悪行
西の市の蔵に入る盗人の語、第一
多衰丸・調伏丸、二人の盗人の語、第二
人に知られざる女盗人の語、第三
世に隠れたる人の聟と成る□□語、第四
平貞盛朝臣、法師の家にして盗人を射取る語、第五
放免共、強盗為むとして人の家に入りて捕へらるる語、第六
藤大夫□□の家に入りし強盗の捕へらるる語、第七
下野守為元の家に入りし強盗、女を取る語、第八*
阿弥陀聖人、人を殺して其の家に宿り、殺さるる語、第九
伯耆の国府の蔵に入りし盗人の殺さるる語、第十
幼児、瓜を盗みて父の不孝を蒙る語、第十一
筑後前司源忠理の家に入る盗人の語、第十二
民部大夫則助の家に来たる盗人、殺害人を告ぐる語、第十三
九条堀河に住む女、夫を殺して哭く語、第十四
検非違使、糸を盗みて見顕はさるる語、第十五
或る所の女房、盗を以て業と為し、見顕はさるる語、第十六(本文欠)
摂津国の小屋寺に来たりて鐘を盗む語、第十七
羅城門の上層に登りて死人を見たる盗人の語、第十八
袴垂、関山にして虚死して人を殺す語、第十九
明法博士善澄、強盗に殺さるる語、第二十
紀伊国の晴澄、盗人に値ふ語、第二十一
鳥部寺に詣でし女、盗人に値ふ語、第二十二
妻を具して丹波国に行きし男、大江山にして縛らるる語、第二十三
近江国の主の女を美濃国に将て行きて売る男の語、第二十四
丹波守平貞盛、児干を取る語、第二十五
日向守□□、書生を殺す語、第二十六
主殿頭源章家、罪を造る語、第二十七
清水の南の辺に住む乞食、女を以て人を謀り入れて殺す語、第二十八
女、乞丐に捕へられて子を棄てて逃ぐる語、第二十九
上総守維時の郎等、双六を打ちて突き殺さるる語、第三十
鎮西の人、新羅に渡りて虎に値ふ語、第三十一
陸奥国の狗山の狗、大蛇を咋ひ殺す、語三十二
肥後国の鷲、蛇を咋ひ殺す語、第三十三
民部卿忠文の鷹、本の主を知れる語、第三十四
鎮西の猿、鷲を打ち殺して報恩の為に女に与ふる語、第三十五
鈴鹿山にして蜂、盗人を螫し殺す語、第三十六
蜂、蜘蛛の怨を報ぜむとする語、第三十七
母牛、狼を突き殺す語、第三十八
蛇、女陰を見て欲を発し、穴を出でて刀に当りて死ぬる語、第三十九
蛇、僧の昼寝せるマラを見みて婬を呑みて受けて死ぬる語、第四十
多衰丸・調伏丸、二人の盗人の語、第二
人に知られざる女盗人の語、第三
世に隠れたる人の聟と成る□□語、第四
平貞盛朝臣、法師の家にして盗人を射取る語、第五
放免共、強盗為むとして人の家に入りて捕へらるる語、第六
藤大夫□□の家に入りし強盗の捕へらるる語、第七
下野守為元の家に入りし強盗、女を取る語、第八*
阿弥陀聖人、人を殺して其の家に宿り、殺さるる語、第九
伯耆の国府の蔵に入りし盗人の殺さるる語、第十
幼児、瓜を盗みて父の不孝を蒙る語、第十一
筑後前司源忠理の家に入る盗人の語、第十二
民部大夫則助の家に来たる盗人、殺害人を告ぐる語、第十三
九条堀河に住む女、夫を殺して哭く語、第十四
検非違使、糸を盗みて見顕はさるる語、第十五
或る所の女房、盗を以て業と為し、見顕はさるる語、第十六(本文欠)
摂津国の小屋寺に来たりて鐘を盗む語、第十七
羅城門の上層に登りて死人を見たる盗人の語、第十八
袴垂、関山にして虚死して人を殺す語、第十九
明法博士善澄、強盗に殺さるる語、第二十
紀伊国の晴澄、盗人に値ふ語、第二十一
鳥部寺に詣でし女、盗人に値ふ語、第二十二
妻を具して丹波国に行きし男、大江山にして縛らるる語、第二十三
近江国の主の女を美濃国に将て行きて売る男の語、第二十四
丹波守平貞盛、児干を取る語、第二十五
日向守□□、書生を殺す語、第二十六
主殿頭源章家、罪を造る語、第二十七
清水の南の辺に住む乞食、女を以て人を謀り入れて殺す語、第二十八
女、乞丐に捕へられて子を棄てて逃ぐる語、第二十九
上総守維時の郎等、双六を打ちて突き殺さるる語、第三十
鎮西の人、新羅に渡りて虎に値ふ語、第三十一
陸奥国の狗山の狗、大蛇を咋ひ殺す、語三十二
肥後国の鷲、蛇を咋ひ殺す語、第三十三
民部卿忠文の鷹、本の主を知れる語、第三十四
鎮西の猿、鷲を打ち殺して報恩の為に女に与ふる語、第三十五
鈴鹿山にして蜂、盗人を螫し殺す語、第三十六
蜂、蜘蛛の怨を報ぜむとする語、第三十七
母牛、狼を突き殺す語、第三十八
蛇、女陰を見て欲を発し、穴を出でて刀に当りて死ぬる語、第三十九
蛇、僧の昼寝せるマラを見みて婬を呑みて受けて死ぬる語、第四十
巻第三十 本朝 付雑事
平定文、本院の侍従に仮借する語、第一
平定文に会ひたる女、出家する語、第二
近江守の娘、浄蔵大徳と通ずる語、第三
中務大輔の娘、近江郡司の婢と成る語、第四
身貧しき男の去りし妻、摂津守の妻と成る語、第五
大和国の人、人の娘を得る語、第六
右近少将□□、鎮西に行く語、第七
大納言の娘、内舎人に取らるる語、第八
信濃国の姨母棄山の語、第九
下野国に住みて妻を去り、後に返り棲む語、第十
品賤しからぬ人、妻を去りて後に返り棲む語、第十一
丹波国に住む者の妻、和歌を読む語、第十二
夫死にたる女人、後に他の夫に嫁がざる語、第十三
人の妻、化して弓と成り、後に鳥と成りて飛び失する語、第十四
平定文に会ひたる女、出家する語、第二
近江守の娘、浄蔵大徳と通ずる語、第三
中務大輔の娘、近江郡司の婢と成る語、第四
身貧しき男の去りし妻、摂津守の妻と成る語、第五
大和国の人、人の娘を得る語、第六
右近少将□□、鎮西に行く語、第七
大納言の娘、内舎人に取らるる語、第八
信濃国の姨母棄山の語、第九
下野国に住みて妻を去り、後に返り棲む語、第十
品賤しからぬ人、妻を去りて後に返り棲む語、第十一
丹波国に住む者の妻、和歌を読む語、第十二
夫死にたる女人、後に他の夫に嫁がざる語、第十三
人の妻、化して弓と成り、後に鳥と成りて飛び失する語、第十四
巻第三十一 本朝 付雑事
東山科の藤尾寺の尼、八幡の新宮を遷し奉る語、第一
鳥羽郷の聖人等、大橋を造りて供養する語、第二
湛慶阿闍梨、還俗して高向公輔と為る語、第三
絵師巨勢広高、出家して還俗する語、第四
大蔵史生宗岡高助、娘を傅く語、第五
賀茂祭の日、一条大路に札を立てて見物する翁の語、第六
右少弁師家朝臣、女に値ひて死ぬる語、第七
藤原隆経朝臣、燈火に影を移して死にたる女に値ふ語、第八*
常澄安永、不破関にして夢に京に在る妻を見る語、第九
尾張国の勾経方、他所に宿りて夢に妻の来たるを見る語、第十*
陸奥国の安倍頼時、胡国に行きて空しく返る語、第十一
鎮西の人、度羅島に至りて虎に値ふ語、第十二*
大峰を通る僧、酒泉郷に至る語、第十三*
四国の辺地を通る僧、知らざる所に至りて馬に打ち成されるる語、第十四*
北山の狗、人を以て妻と為し、人来たりて其の所に至る語、第十五*
佐渡国の人、風の為に知らざる島に吹き寄せらるる語、第十六
常陸国□□郡に寄りたる大きなる死人の語、第十七
越後国に打ち寄せられたる小船の語、第十八
愛宕寺に鐘を鋳る語、第十九
霊巌寺の別当、巌廉を砕く語、第二十一
能登国の鬼の寝屋の島の語、第二十一
讃岐国の満農池頽したる国司の語、第二十二
多武峰、比叡山の末寺と成る語、第二十三
祇園、比叡山の末寺と成る語、第二十四
豊前大君、世の中の作法を知る語、第二十五
打臥御子の巫の語、第二十六
兄弟二人、萱草と紫苑とを殖うる語、第二十七
藤原惟規、父為善と共に越中国へ行きて死ぬる語、第二十八*
蔵人式部丞貞高、殿上にして頓かに死ぬる語、第二十九*
尾張守□□、鳥部野にして女を出だして知らざる語、第三十*
帯刀等、北野の小鷹狩にして、魚を売る女に値ふ語、第三十一*
人、大路にして、酒に酔ひたる販婦の所行を見る語、第三十二*
竹取の翁、篁の中にして女児を見付けて養ひ立つる語、第三十三*
大和国の箸墓の本縁の語、第三十四
元明天皇の陵を点ぜし定恵和尚の語、第三十五
近江国の鯉、大海の鰐と戦ふ語、第三十六*
近江国栗太郡に大柞を伐る語、第三十七
鳥羽郷の聖人等、大橋を造りて供養する語、第二
湛慶阿闍梨、還俗して高向公輔と為る語、第三
絵師巨勢広高、出家して還俗する語、第四
大蔵史生宗岡高助、娘を傅く語、第五
賀茂祭の日、一条大路に札を立てて見物する翁の語、第六
右少弁師家朝臣、女に値ひて死ぬる語、第七
藤原隆経朝臣、燈火に影を移して死にたる女に値ふ語、第八*
常澄安永、不破関にして夢に京に在る妻を見る語、第九
尾張国の勾経方、他所に宿りて夢に妻の来たるを見る語、第十*
陸奥国の安倍頼時、胡国に行きて空しく返る語、第十一
鎮西の人、度羅島に至りて虎に値ふ語、第十二*
大峰を通る僧、酒泉郷に至る語、第十三*
四国の辺地を通る僧、知らざる所に至りて馬に打ち成されるる語、第十四*
北山の狗、人を以て妻と為し、人来たりて其の所に至る語、第十五*
佐渡国の人、風の為に知らざる島に吹き寄せらるる語、第十六
常陸国□□郡に寄りたる大きなる死人の語、第十七
越後国に打ち寄せられたる小船の語、第十八
愛宕寺に鐘を鋳る語、第十九
霊巌寺の別当、巌廉を砕く語、第二十一
能登国の鬼の寝屋の島の語、第二十一
讃岐国の満農池頽したる国司の語、第二十二
多武峰、比叡山の末寺と成る語、第二十三
祇園、比叡山の末寺と成る語、第二十四
豊前大君、世の中の作法を知る語、第二十五
打臥御子の巫の語、第二十六
兄弟二人、萱草と紫苑とを殖うる語、第二十七
藤原惟規、父為善と共に越中国へ行きて死ぬる語、第二十八*
蔵人式部丞貞高、殿上にして頓かに死ぬる語、第二十九*
尾張守□□、鳥部野にして女を出だして知らざる語、第三十*
帯刀等、北野の小鷹狩にして、魚を売る女に値ふ語、第三十一*
人、大路にして、酒に酔ひたる販婦の所行を見る語、第三十二*
竹取の翁、篁の中にして女児を見付けて養ひ立つる語、第三十三*
大和国の箸墓の本縁の語、第三十四
元明天皇の陵を点ぜし定恵和尚の語、第三十五
近江国の鯉、大海の鰐と戦ふ語、第三十六*
近江国栗太郡に大柞を伐る語、第三十七
(*印の語は、各語の標題と小異あるもの)
書誌情報
読み仮名 | シンチョウニホンコテンシュウセイシンソウバンコンジャクモノガタリシュウホンチョウセゾクブ04 |
---|---|
シリーズ名 | 新潮日本古典集成 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 464ページ |
ISBN | 978-4-10-620835-5 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 古典 |
定価 | 2,640円 |