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禅と科学

鈴木大拙/講演

2,200円(税込)

発売日:2007/10/25

  • オーディオブック

西洋の科学的、分析的なものの考え方は、対立や争いを生みやすい。他方、東洋には、人々を融合させ、本来の意味で人間に自由をもたらす優れた世界観として「禅」がある――。禅を世界に紹介してきた仏教思想家、鈴木大拙の歴史に残る名講演。

目次
[1CD]72分42秒 (1)~(5)
(1) 東洋の禅、西洋の科学
(2) 自然を征服するという考え
(3) 分析と統合
(4) 「自由」をはっきりさせるのが禅
(5) 肯定でも否定でもないもの

書誌情報

読み仮名 ゼントカガク
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [1CD]73分
ISBN 978-4-10-830203-7
C-CODE 0895
ジャンル 宗教
価格 2,200円

著者プロフィール

鈴木大拙

スズキ・ダイセツ

(1870-1966)明治3年金沢市に生れる。6歳の時、医者で儒者だった父を失ったため、苦学して四高まで進み、同校で西田幾多郎らと親交を結ぶ。明治24年上京。東京専門学校(早大の前身)に学ぶかたわら円覚寺の今北洪川について参禅。明治25年東大選科に入る。27歳の時、洪川老師の後継者釈宗演の縁でアメリカに渡り、出版社に勤務。この頃より仏教関係の著作を英訳刊行。明治42年、帰国して学習院、東大の講師。大正10年真宗大谷大学教授となり、英文誌「イースタン・ブディスト」を創刊。同誌は20年間にわたって仏教思想を海外へ紹介した。昭和11年ロンドンでの世界信仰大会に日本代表として出席、その帰途、英米の諸大学で講義。戦後はハワイ大学、コロンビア大学等で長く仏教哲学を講じた。昭和24年文化勲章受章。昭和41年96歳で没す。その著書『禅と日本文化』は名著として戦前から多くの読者に読みつがれてきた。

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