
日本人とキリスト教/自分の知らぬ自分
3,300円(税込)
発売日:2010/08/27
読み仮名 | ニホンジントキリストキョウジブンノシラヌジブン |
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シリーズ名 | 新潮CD |
発行形態 | オーディオブック |
判型 | [2CD]140分 |
ISBN | 978-4-10-830239-6 |
C-CODE | 0895 |
ジャンル | 文学賞受賞作家 |
価格 | 3,300円 |
遠藤周作が遺した珠玉の講演、二題。
「キリスト教は何故日本に根付かないのか」のテーマをカトリック作家として独擅場で語った「日本人とキリスト教」。本当の自分と向き合うための方法論を語った「自分の知らぬ自分」。在りし日の遠藤周作の謦咳に接する講演二題。
目次
「日本人とキリスト教」 DISC 1(1)~(5)/DISC 2(1)(88分)
DISC 1
(1)戦国時代の信者は60万人?
(2)入信も棄教も芋蔓式
(3)大日如来と混同されたデウス
(4)小説『沈黙』で書きたかったこと
(5)隠れキリシタンと「母の宗教」
(2)入信も棄教も芋蔓式
(3)大日如来と混同されたデウス
(4)小説『沈黙』で書きたかったこと
(5)隠れキリシタンと「母の宗教」
DISC 2
(1)西欧キリスト教にもペレストロイカ
(1990年1月10日・2月14日 池袋スタジオ200にて収録)
(1990年1月10日・2月14日 池袋スタジオ200にて収録)
「自分の知らぬ自分」 DISC 2(2)~(6)(52分)
DISC 2
(2)自分とは何か
(3)外面と内面
(4)自分が知らない自分
(5)素顔の自分は否定できない
(6)もうひとりの自分を探す小説
(1986年7月11日 新宿紀伊國屋ホールにて収録)
(3)外面と内面
(4)自分が知らない自分
(5)素顔の自分は否定できない
(6)もうひとりの自分を探す小説
(1986年7月11日 新宿紀伊國屋ホールにて収録)
著者プロフィール
遠藤周作
エンドウ・シュウサク
(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955年「白い人」で芥川賞を受賞、以後『海と毒薬』で毎日出版文化賞、『沈黙』で谷崎賞、『キリストの誕生』で読売文学賞、『侍』で野間文芸賞、『深い河(ディープ・リバー)』で毎日芸術賞など受賞作多数。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多い。海外でも広く読まれており、『沈黙』はマーティン・スコセッシ監督によって映画化された。他の作品に『死海のほとり』『イエスの生涯』『女の一生』『スキャンダル』『影に対して』などがある。
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