
ピエールとジャン
2,750円(税込)
発売日:2001/08/03
- オンデマンドブックス
ある日、弟ジャンにだけ思いがけない方面から遺産が送られ、兄ピエールは、深い疑惑を抱きはじめる……。「小説について」併録。
医者のピエールと弁護士のジャンは、性格はまるで違うが、いたって仲のよい兄弟である。ある日、ジャンにだけ思いがけない方面から遺産が送られてき、兄ピエールは、弟は果して誰の子なのか、愛する母には何か秘密があったのではないかと、深い疑惑をいだきはじめる……。典型的な心理研究の文学で、漱石もこの作品を讃嘆している。1888年作。ほかに「小説について」を併録する。
書誌情報
読み仮名 | ピエールトジャン |
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シリーズ名 | 新潮オンデマンドブックス |
発行形態 | オンデマンドブックス |
判型 | 新潮オンデマンドブックス |
頁数 | 248ページ |
ISBN | 978-4-10-865116-6 |
定価 | 2,750円 |