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脳にメスを入れるロボトミー手術によって夫を廃人にさせられたという女性からの訴訟を取材する週刊誌記者が見たある真実とは。

脳は語らず

渡辺淳一/著

3,300円(税込)

本の仕様

発売日:2003/11/07

読み仮名 ノウハカタラズ
シリーズ名 新潮オンデマンドブックス
発行形態 オンデマンドブックス
判型 新潮オンデマンドブックス
頁数 302ページ
ISBN 978-4-10-865312-2
定価 3,300円

週刊誌記者・池谷は、脳にメスを入れるロボトミー手術によって夫を廃人にさせられた、という女性からの訴訟を取材するため関係者を追う。病院のでたらめさに義憤を感じた池谷は告発記事を書くが、複雑な人間関係のベールが一枚一枚剥がされてゆき、最後に、ある恋愛関係の不幸な結末にたどりつく。医師出身の著者ならではの視線とストーリー展開が冴える。

著者プロフィール

渡辺淳一 ワタナベ・ジュンイチ

1933年北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞、1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章、菊池寛賞、2011年には『天上紅蓮』で二度目の文藝春秋読者賞(一度目は1983年)など受賞歴多数。作品は医学を題材とした現代小説、歴史小説、伝記的小説、男女の本質に迫る恋愛小説と多岐にわたる。映像化された作品も多く、現在も文壇の第一線で活躍、国内外から注目を浴び続けている。エッセイでも人気を博し、『鈍感力』はタイトルが流行語大賞候補にもなった。近著に「あとの祭り」シリーズの他『孤舟』『瓦礫の中の幸福論』『老いかたレッスン』『愛ふたたび』『男と女、なぜ別れるのか』『いくつになっても』など。

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