
警察病院脱走女詐欺師
1,430円(税込)
発売日:2022/10/27
- 新潮社図書編集室
怨念の行方――人生は不可解なり。
“焼き鳥屋の赤提灯は町の交番”――地元・茨城県は龍ヶ崎に三十余年。カウンター越しに対峙した波乱万丈、人生劇場。「地獄を見た男」俳優・大辻慎吾が紡ぐ表題作「警察病院女詐欺師」と、「悪……国選弁護士」の二篇を収載。
書誌情報
読み仮名 | ケイサツビョウインダッソウオンナサギシ |
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装幀 | ベター・デイズ(大久保裕文/井上裕介)/装幀、櫻井光一/カバー写真 |
発行形態 | 新潮社図書編集室 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 126ページ |
ISBN | 978-4-10-910235-3 |
C-CODE | 0093 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 1,430円 |
著者プロフィール
大辻慎吾
オオツジ・シンゴ
1944年生まれ。北海道出身。17歳の時に単身上京、俳優養成所入所。その後小川企画に所属、退社し東映映画に所属。映画出演作に「沖縄やくざ戦争」、「俺たちに墓はない」、「革ジャン反抗族」、「恐竜・怪鳥の伝説」、「谷崎潤一郎・原作『痴人の愛』より ナオミ」。テレビ出演「大都会」、「西部警察」、「非情のライセンス」、「探偵物語」、「桃太郎侍」、「猿飛佐助」、「判決」。舞台出演「女侠一代」、「サザエさん」、「鳴門秘帖」。日本人俳優初のストーリーキング。三代目大辻伺郎襲名を清川虹子さんの助言で大辻慎吾と改名。女優清川虹子さんは芸能界の親代わり、私の命の恩人。毎月龍ヶ崎小ホールにおいて劇団「大辻伺郎」の公演を続けている。
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