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エピポラエの丘

平田勝則/著

1,650円(税込)

発売日:2022/11/30

  • 新潮社図書編集室

戦争を描く壮大な歴史ドラマにして、人の心の機微に迫る短編小説集。

メロスとセリヌンティウスの友情が、不信と懐疑、憎しみと怒りに満ちた暴君の心を開かせる――古代ギリシャ、シラクサを舞台にした表題作(「エピポラエの丘」)のほか、下克上の世で自信喪失した城主の苦悩(「謀反」)、ナチスの狂気に抗った青年少尉の末路(「丘の上」)、日本軍に蹂躙された村娘の悲哀(「彼岸花」)を描く。戦乱の世に、ひとすじの光と希望を見出す4篇を収録。

書誌情報

読み仮名 エピポラエノオカ
装幀 大森賀津也/装幀
発行形態 新潮社図書編集室
判型 四六判
頁数 222ページ
ISBN 978-4-10-910236-0
C-CODE 0093
ジャンル 文芸作品
定価 1,650円

著者プロフィール

平田勝則

ヒラタ・カツノリ

1945年、福岡県生まれ。京都大学法学部中退。印刷業。

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