ホーム > 書籍詳細:太鼓たたいて笛ふいて(新潮文庫)

「もっと書かなくてはね。わたしたちが自分で地獄をつくったということを…」戦争に翻弄された林芙美子の劇的な後半生をたどる評伝戯曲。

太鼓たたいて笛ふいて(新潮文庫)

井上ひさし/著

440円(希望小売価格)

配信開始日:2013/11/01

  • 電子書籍

戦前、中国や南方の戦線に従軍し、「兵隊さんが好きです」と記して戦意高揚に尽した林芙美子は、敗色濃厚になると「キレイに敗けるしかない」と公言し、たちまち非国民扱いされてしまう。国家が求める「物語」に躍らされた芙美子は、戦後、戦争の実相を知り、戦争に打ちのめされた普通の日本人の悲しみを、ただひたすら書きつづけた――。『放浪記』で知られる作家の後半生をたどる評伝戯曲。

書誌情報

読み仮名 タイコタタイテフエフイテシンチョウブンコ
発行形態 電子書籍
電子書籍 価格 440円
電子書籍 配信開始日 2013/11/01

太鼓たたいて笛ふいて(新潮文庫)

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