十一年前、幼子の目前で刺殺された弥兵衛。お縄を逃れた敵が江戸に舞い戻る。慶次郎シリーズ初の長編。

月明かり―慶次郎縁側日記―(新潮文庫)
539円(希望小売価格)
配信開始日:2014/06/13
- 電子書籍
月明かりに淡く浮かんだのは蹲る父と、鼻の脇に大きなほくろのある男。あのときは、幼子の見間違いと誰も相手にしなかったが……。建具職人の弥兵衛はなぜ刺し殺され、敵はなぜ逃げおおせたのか。月夜の晩から十一年後、敵は江戸に舞い戻る。惨劇の記憶が弥兵衛をめぐる人々の消せない過去をあぶり出し、娘を殺された慶次郎の古傷もうずく。シリーズ初長篇。
書誌情報
読み仮名 | ツキアカリケイジロウエンガワニッキ11シンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 539円 |
電子書籍 配信開始日 | 2014/06/13 |