清張文学を支えていたのは、倦むことのない取材と、こまめに記けられた「日記」であった。創作の臨場感あふれる“清張ノート”。

過ぎゆく日暦(新潮文庫)
660円(希望小売価格)
配信開始日:2012/08/01
- 電子書籍
広大な“清張文学”を支えていたものは、倦むことのない取材と、こまめに記けられた「日記」であった。〈流れ作業〉で解剖が進むニューヨークの死体収容所。文豪・鴎外を始終悩ませた家族の不和。ゾロアスター教の拝火殿を眺望しながら、モーツァルトの「魔笛」を考える旅日記……。何気ないメモと、ふとした雑感が小説の土台に据えられてゆく。創作の臨場感あふれる“清張ノート”。
書誌情報
読み仮名 | スギユクカレンダーシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 660円 |
電子書籍 配信開始日 | 2012/08/01 |