何かしろ、何ができる? ――愛着ある街の悲報に接して、作家は現地に駆け付けた。そして、そこで田中が見たものは――。
神戸震災日記(新潮文庫)
440円(希望小売価格)
配信開始日:2003/04/04
- 電子書籍
何かしろ、何ができる? ――愛着ある街の悲報に接して、作家は現地に駆け付けた。バイクに跨がり、水、下着、化粧品などを直接手渡す。そして見えてきたのは、マスコミや企業の偽善、被災者の心を汲みとれない知事や市長の体温の低さだった。その後もテント村や仮設住宅に通い続けて、何ひとつ震災前と変わらぬまま封印されてゆく現代日本の病巣までを焙り出し、作家から長野県知事へ転身させた根本的動機となる経験の、渾身のレポート。
書誌情報
読み仮名 | コウベシンサイニッキシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 440円 |
電子書籍 配信開始日 | 2003/04/04 |