「わしは俳諧師という商人や」と豪語し、知恵才覚を駆使して版元を巧みに操ってゆく西鶴が浮世草紙作家へと変貌してゆく――。
元禄流行作家 わが西鶴(新潮文庫)
495円(希望小売価格)
配信開始日:2003/07/04
- 電子書籍
「わしは俳諧師という商人や」と豪語し、知恵才覚を駆使して版元を巧みに操ってゆく西鶴。「俳諧は興行や」といい、大坂住吉大社に人集めして昼夜ぶっつづけの矢数俳諧を行ない、世間を驚かせる西鶴。そんな彼が、芭蕉についに比肩することあたわず、俳諧へのこだわりをきっぱりと捨て、「好色一代男」をはじめとする浮世草紙作家へと変貌してゆくまで。――著者渾身の力作長編小説。
書誌情報
読み仮名 | ゲンロクリュウコウサッカワガサイカクシンチョウブンコ |
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発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 495円 |
電子書籍 配信開始日 | 2003/07/04 |