ホーム > ニュース > 松家仁之×角田光代×小川高義「海外文学のない人生なんて」No Foreign Literature, No Life 〜〈新潮クレスト・ブックス〉創刊20周年記念トーク〜

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松家仁之×角田光代×小川高義
「海外文学のない人生なんて」
No Foreign Literature, No Life

松家仁之×角田光代×小川高義「海外文学のない人生なんて」No Foreign Literature, No Life 〜〈新潮クレスト・ブックス〉創刊20周年記念トーク〜

 〈新潮クレスト・ブックス〉が『旅の終わりの音楽』『キス』という2冊の本でスタートしたのは1998年5月のこと。あれから20年、クレスト・ブックスは、ベルンハルト・シュリンクのベストセラー『朗読者』、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』、のちにノーベル賞を受賞したアリス・マンロー『イラクサ』、さらにイアン・マキューアン、アンソニー・ドーア、イーユン・リー、リュドミラ・ウリツカヤ、ミランダ・ジュライなど、売れたものも売れなかったものも、いずれも忘れがたい150冊近い作品をこつこつと刊行してきました。
 創刊20周年を記念して、長年クレスト・ブックスを大量に読み続けてくださっている作家の角田光代さん、ラヒリほか何作ものクレスト・ブックスの翻訳者である小川高義さん、そして〈新潮クレスト・ブックス〉の創刊編集長であり、現在小説家としても活躍する松家仁之さんの3人によるトークイベントを開催します。
 「海外文学がなければ生きられない」3人が、それぞれ偏愛するクレスト・ブックスに加え、8月末刊行予定の話題作、俳優トム・ハンクスが本格的作家デビューを飾った短編集『アンコモン・タイプ』(仮題・小川高義訳)などについて語りあいます。海外文学好きには聞き逃せないトークイベント、ご来場をお待ちしています。

開催日時 2018年7月5日(木)19:00~20:30(開場18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈チケット〉
■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※トーク終了後、会場で書籍を購入された方に対し、登壇者3名によるサイン会を行います。
※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前です。

著者紹介

角田光代カクタ・ミツヨ

1967年神奈川県生れ。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』(全3巻)訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞。著書に『キッドナップ・ツアー』『くまちゃん』『笹の舟で海をわたる』『坂の途中の家』『タラント』他、エッセイなど多数。

小川高義オガワ・タカヨシ

1956年横浜生れ。東大大学院修士課程修了。翻訳家。『緋文字』(ホーソーン)、『老人と海』(ヘミングウェイ)、『ねじの回転』(ジェイムズ)、『変わったタイプ』(トム・ハンクス)、『ここから世界が始まる トルーマン・カポーティ初期短篇集』(カポーティ)など訳書多数。著書に『翻訳の秘密』がある。

松家仁之マツイエ・マサシ

1958年、東京生まれ。編集者を経て、2012年、長篇小説『火山のふもとで』を発表(第64回読売文学賞受賞)。『沈むフランシス』(2013)、『優雅なのかどうか、わからない』(2014)につづき、『光の犬』は四作目。編著・共著に『新しい須賀敦子』『須賀敦子の手紙』、新潮クレスト・ブックス・アンソロジー『美しい子ども』ほか。