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風間サチコ×林洋子
「歴史とアートのこれまでとこれからを考える 戦時下のフジタの活動を通じて」
『予感の帝国』『旅する画家 藤田嗣治』W刊行記念
風間サチコ×林洋子「歴史とアートのこれまでとこれからを考える 戦時下のフジタの活動を通じて」『予感の帝国』『旅する画家 藤田嗣治』W刊行記念
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れ込む暗雲を予兆させる黒い木版画で知られる風間サチコさん。昨年秋、はじめての作品集『予感の帝国』(朝日出版社)を刊行し、今春には東京都があらたに設定したアワード「Tokyo contemporary Art Award」を受けるなど、いま国内でもっとも注目が集まる作家のひとりです。
対談相手は藤田嗣治研究で知られる美術史家の林洋子さん。昨年2018年は藤田の没後50年にあたり、東京・京都、そしてパリでの回顧展をキュレイションし、『旅する画家 藤田嗣治』(新潮社)などの出版に関わりました。
「2020」に向けて祝祭感高揚する日本のアートシーンに直面して戸惑うそんな二人が、近年の風間さんの制作と太平洋戦時下のフジタの活動を通して、消費されない、歴史に残るアートのありようを考えます。
ぜひご参加ください!
開催日時 | 2019年6月20日(木)20:00~22:00 (19:30開場) |
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会場 | ■会場:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F |
問い合わせ先 | ■問い合わせ先:Tel.03-6450-8272 |
URL | 詳細はこちらをご覧ください。 |
備考 | ■前売:1,500yen + 1 drink order ■当日店頭:2,000yen + 1 drink order |
著者紹介
林洋子ハヤシ・ヨウコ
美術史家。文化庁芸術文化調査官。1965年、京都市生れ。東京大学大学院修士課程修了。パリ第一大学文学博士。東京都現代美術館学芸員、京都造形芸術大学准教授を経て現職。おもな著書に『藤田嗣治 作品をひらく 旅・手仕事・日本』(名古屋大学出版会/サントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトン ジャパン特別賞ほか受賞)、『藤田嗣治 手しごとの家』『藤田嗣治 本のしごと』『藤田嗣治 手紙の森へ』(すべて集英社新書ヴィジュアル版)、編著に『藤田嗣治 妻とみへの手紙 1913-1916』上下巻(人文書院)、『藤田嗣治 戦時下に書く 新聞・雑誌寄稿集 1935〜1956年』(ミネルヴァ書房)など。監修を手掛けた展覧会に「没後50年 藤田嗣治 本のしごと―文字を装う絵の世界―」(2018〜19年、西宮市大谷記念美術館、目黒区美術館ほか)、「没後50年 藤田嗣治展」(2018年、東京都美術館、京都国立近代美術館)など。